実技は“甘め”、英数は“厳しめ”? 通知表の教科別傾向まとめ

[2025年4月5日更新]
2025年現在、公立中学校の通知表は絶対評価で付けられている。
2024年12月31日時点での、都内公立中学3年生の通知表5の割合は以下の通り。

教科 2024 
国語12.2
社会13.6
数学13.4
理科12.7
音楽12.6
美術12.3
 保健体育 9.9
技術家庭11.1
英語13.9
9科12.4

教科によってバラツキはあるが、おおむね8人に1人が通知表5をもらっているのが分かる。

唯一10%を割っているのが保健体育。今年に限らず保健体育で5を取れる割合は最も低い

続いて通知表5~3が付いた生徒の割合を見てみよう。

 5~3の割合  2024
国語82.3
社会80.4
数学76.7
理科80.8
音楽86.7
美術87.1
保健体育87.1
技術家庭85.4
英語76.8
9科82.6

実技教科は4教科とも85%以上。実技教科はたいていの場合3以上を付けてくれる
注目すべきは数学と英語。どちらも80%を割っている。
数英2教科は学年の4~5人に1人は通知表2以下を付けられているのだ。

◆通知表5~3の割合をグラフにすると

過去7年間の推移も見てみよう。
全教科、2018年度から下降している。その中でも数学の下がりっぷりが目立つ。

とは言え、だいたい80~85%の生徒が通知表3以上を取っている。
通知表2以下はマズイと思った方がいい。都立はもちろん、私立高校の併願優遇を取るのが難しくなるから。

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