音楽を聴きながらの勉強がダメなわけ

[2025年7月29日更新]
夏休みが始まり1週間。
計画通りに進んでいるだろうか。

10人中8,9人は予定よりも遅れるものだ。
だから「ヤバイ。予定通りできてない」とあせることはない。

この1週間を振り返り、微調整を加えるといい。
このブログは毎日かっきり午前7時に更新する。
朝起きてブログを7時に読むことを習慣化させれば朝寝坊もあるまい。

それはさておき本題。

音楽を聴きながら勉強する子がいる。
それがいいことなのか悪いことなのか。私の意見を述べさせていただく。

これに従うか従わないかはキミ次第。
自分の決断に責任を持ってほしい。

◆音楽を聴きながらの勉強はダメ
これが結論。

理由は「再現性がないから」だ。

もっとくだいて言うと、試験のときに音楽は聴けないのに音楽を聴きながら勉強するメリットがないということ。

キミたちが受験勉強をする目的は「模試や入試で合格するための点を取る」ことだろう。
だったら、試験のときと同じような状況で勉強をしておくべきだ。

硬式野球の試合に勝ちたいのに、練習時に軟式野球のボールを使うだろうか。
合唱コンクールで優勝したいのに、練習時に座ったまま歌うだろうか。

練習する時も、本番時と同じような状況にしておいたほうがいいに決まっている。

だから
・寝転がって勉強する
・テレビを見ながら勉強する
・ガムをかみながら勉強する

これらもNGである。
繰り返すが再現性がない。テスト中にガムは噛めまい。

本当なら入試本番と同じく「制服を着て勉強する」のがベストなのだが、さすがにそこまではしなくてもいい。

だが、模試のときはぜひ制服で受けることをお薦めする。
リハーサルはユニフォームを着てする。

この感覚を大事にしよう。

◆「やったほうがいい」か「やらないほうがいい」か
勉強に限らず、キミ達が生きていくうえで持っていてほしい考え方を教えたい。

何かを決断する時「やったほうがいい」のか、「やらないほうがいいのか」で比べることだ。

例えば学校から家に帰ってきて、宿題をすぐやるか後でやるかを迷ったとしよう。

 宿題をすぐやったほうがいい と思うのならすぐやればいい。
 宿題をすぐやらないほうがいい と思うのならやってはいけない。

ここで「宿題をすぐやらなくてもいい」という選択肢を置いてはいけない。

この選択肢は、「本当はやったほうがいいけど、宿題をすぐにやらなくてもいい」という言葉がアタマにつくはずだから。

やったほうがいい
そう分かっているのならやるべきだ。
振り返って考えてみよう。
今までの人生で後悔してきた大半は「やらなかった」ことに対してではあるまいか。

やって後悔したことの多くは「余計なひとこと」のはず。
行動で後悔したことは、あとでいい思い出や経験になる。

迷ったらやったほうがいいよ。

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