過去問を解く < 解説を読んで理解する

[2020年11月19日 更新]
期末テストが終われば、高校入試に向けての勉強一本でやっていける。

ではこれから入試までに何をすべきなのか。
私の考えを述べる。

塾に通っている皆さんは、その塾の先生からの言葉を信じるといい。
信じているからその塾に通っているんでしょ?

塾に行っていない皆さんは、「そういう考えもある」と思って読んでもらいたい。
どちらにせよ最後は自分で決めなさい。キミの人生だ。

◆過去問題を研究せよ
最優先事項はこれ。

他の道府県立高校の入試問題と比べても、都立高校の入試は変化が小さい。
つまり過去の出題形式、出題傾向を知っていることは前提だと考える。

この作業をしなければ、特に上位校では他の受験生に大きな差をつけられることまちがいなし。

特に数学・理科は、はっきりとした傾向がある。
このブログでも書いている通りだ。

なお、現時点で都立を受けるのに過去問題集を買っていないなんて人はいないと思うが、万一そうなら今日中に近くの本屋で買ってきて欲しい。

どの過去問を買えばいいかは言うまでもなく「スニーカーの表紙」のもの。理由を知りたくば過去記事を読むといい。

<過去記事:2021年入試 都立高校 過去問題集 これを買おう

何が出るかを調べた上で、自分が覚えていない知識は何かを発見する。
あとはそれを覚えればいい。

例えば理科。90点以上を取りたいなら「地層の柱状図」「地震の速さと到着時刻」「植物の蒸散の量」あたりは必須。

入試直前期に「何点取れるかの模擬入試をしたい」と考えているのなら1年分くらい取っておいてもいいが、私ならそうはしない。

直前期にやるなら模試の過去問でいい。1年分でも多く研究しておこう。

◆マイルールを決めること
皆さんはVもぎやWもぎを受ける時、数学の1問目の計算式をどこに書くだろう。まさか行き当たりばったりではないだろうね。

だとしたら決めてしまおう。

問題を解く順番、途中計算を書く位置、選択肢で迷った場合どうするか。
予めルールを決めておくのだ。それに則っていれば入試で慌てなくて済む。

例えば「計算問題で、1回目の答えと見直した時の答えが違った。残り10秒しかない」この時キミはどうするか。これを決めておこう。

私の経験上、1回目の答えが当たっているケースが多い。
いろいろ想定して過去問を解き、マイルールを作っていこう。
大学受験でもそれは生きる。