都立高校キャッチフレーズ 個人的トップ10

[2019年7月3日更新]
「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」

短いキャッチフレーズで、その企業の姿勢を表しているいい例だ。
UNIQLOを運営する株式会社ファーストリテイリングのものである。

都立高校はそれぞれ「キャッチフレーズ」を持っている。
これも教育理念を一言で表すものだが、自分の高校のキャッチフレーズを知らない生徒も少なくない。

今回はおりぐち的、その高校の印象を端的に表現しているキャッチフレーズのランキングを発表する。
キミたちが都立高校に受かるために必要かと問われれば、迷わずノーと答えざるをえないが大目に見ていただきたい。

◆おりぐち的、NGなキャッチフレーズ
日本の高校なのだから、美しい日本語で表現して欲しい。

とりあえずサビに分かりやすい英単語を入れて、日本語で締める。こりゃいかん。T.Komuroか。

「!」をつけているキャッチフレーズも見られるが、どうも落ち着かない。
ブログのタイトルに「!」をつけるセンスも大差ない。ん?

国際高校はむしろすべて英語にしてほしかった。
翔べ、世界へ! YOUR WINGS TO THE WORLD!

◆ではトップ5をカウントダウン
5位 ◆二兎を追い、二兎を得る。(昭和高校)

ことわざを逆手に取った、ちょっと反抗期っぽいフレーズ。

「ぜいたくは味方 もっと欲しがります負けたって」なんて歌詞も昔ありましたが、そういうものに通ずる。

4位 創立110周年 百年の森で学ぶ 「緑と食と命の学園」(園芸高校)

最後の「命の」がちょっと緊張感を持たせるキーワードになっている。

園芸高校には園芸科、食品科、動物科があり、イヌやウサギだけでなく家畜となるニワトリなども飼っている。

ヒトは他の生命を食って生きている、という当たり前だけど目を背けている真実を教えてくれるキャッチフレーズだ。

3位 勁い心、自立した未来(稔ヶ丘高校)

「つよいこころ」と読む。”強い”を使わないところがやや中2病っぽくもある。
チャレンジスクールの先の未来を意識させるキャッチフレーズである。

2位 文武二道・自主自律(西高校)

四字熟語を二つ並べ、まさに端的に表現されているフレーズ。
「文武両道」でなく「文武二道」にセンスを感じる。
実はもう1校、石神井高校のキャッチフレーズでも「文武二道」が使われている。

「チーム石神井」で文武二道の両立を! さぁどうだろう感じるだろうか。

おそらく関係あるのだろうが、西高校の国語入試問題では四字熟語を書かされる
さすがに「文武二道」と「自主自律」は出されたことはない。

1位 高きを望め 青山で(青山高校)

やっぱりこれがいちばんしっくりくる。
倒置法を使い七五調でテンポよく、青山の”山”に”高き”がかかっている。

青山(せいざん)=死に場所 であり、「死ぬまで上り続けよ」という教えも含んでいると考えるのは私だけだろうか。

◆「文武両道の中堅校」でイメージする高校は?
「文武両道の中堅校」、ある都立高校のキャッチフレーズ。
いったいどこをイメージするだろう。

正解は今日7:15にツイートします。
からご確認ください。

都立に入る! Twitter (X) そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ
@toritsukoko

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