2025年度 推薦入試で「観点別評価」を見る都立高校

[2024年11月18日更新]
都立高校推薦入試では調査書点として中3の二学期通知表を使うのが基本だ。
通知表の各教科の評定1~5を足し算する。

一般入試のように、教科ごとに傾斜配点をすることはない。
英語の5も、保健体育の5も同じ点数扱いとなる。

◆観点別評価を見る高校も
例外としてエンカレッジスクールは全校、推薦入試でA~Cの観点別評価を見る。1~5点の評定は見ない。

例えば国語の「知識・技能」という項目の配点は

蒲田高校
A…9点 B…6点 C…3点

足立東高校
A…13点 B…10点 C…1点

中野工科
A…9点 B…5点 C…1点

高校によって違う。
AとBの差は小さく、Cだけ大きく差をつけるケースが多い。

また「主体的に学習に取り組む態度」を重視する高校は多い。
足立東、秋留台、中野工科、練馬工科がそう。

例えば練馬工科は
英語「知識・技能」 A…7点 B…5点 C…1点
英語「主体的に学習に取り組む態度」 A…10点 B…7点 C…1点
AとCで10倍の点差がある。

授業態度や提出物などが真面目な生徒を高校側も取りたいのだろう。さもありなん。

◆エンカレッジ以外では唯一
エンカレッジスクールではないが、推薦入試で観点別評価を見るのが大田桜台。全国に2校しかないビジネスコミュニケーション科の高校である。

大田桜台は国語、社会、英語を重視する。
国語「知識・技能」 A…15点 B…10点 C…1点
国語「主体的に学習に取り組む態度」 A…25点 B…12点 C…1点

社会「知識・技能」 A…12点 B…8点 C…1点
社会「主体的に学習に取り組む態度」 A…21点 B…10点 C…1点

英語「知識・技能」 A…20点 B…10点 C…1点
英語「主体的に学習に取り組む態度」 A…35点 B…14点 C…1点

上記の3教科以外の教科は配点が一緒だ。
数学「知識・技能」 A…6点 B…4点 C…1点
数学「主体的に学習に取り組む態度」 A…13点 B…7点 C…1点

大切なのは観点別評価を見る高校を受けるなら、C評価を絶対にもらってはならないということ。

ゆめゆめ忘れるなかれ。

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