[2024年11月15日更新]
中学校の期末テストの時期。これが終われば高校受験生は受験勉強だけに専念できる。
大事なのは期末テスト最終日。この日は勉強を全くしない受験生と、いつも通り勉強している受験生に分かれる。ライバルに差をつける絶好の一日だ。
12月以降、毎日4~5時間勉強したって偏差値は簡単には上がらない。他の受験生も同じくらい勉強しているから。
学力は上がっても周りとの学力差は開かず、逆にサボればあっさり偏差値は下がる。辛く苦しい時期だ。
差をつけたいなら他人が休んでるときに勉強することだ。期末テストが終わった日とかね😌— 都立に入る! おりぐち (@toritsukoko) November 14, 2024
受験生なら誰もが偏差値を上げたいと願う。東京ならVもぎ偏差値だ。
だが偏差値は、キミが勉強して学力を上げたからと言って必ず向上するものではない。
ざっくり言えば偏差値とは「平均点とどのくらい離れているか」の目安。平均点なら偏差値50だ。
他の受験生が勉強して学力アップすれば平均点も上がる。
キミの学力が上がり良い点を取れるようになっても、他の受験生も同じように学力が上がっていれば偏差値は上がらない。
逆に、他の受験生よりも怠けていればあっさりと偏差値は下がる。
中3の11月以降は偏差値が上がりづらく下がりやすい、地獄のような時期と言える。
でも安心してほしい。
結果が出なくても、正しい勉強のやり方を続けていれば学力は着実に向上する。
では正しい勉強とは何か。都立高校受験においては「都立入試で、取るべき点数を取るための訓練」である。
全教科で満点を狙う必要はない。特に数学は捨てる問題を決め、その分の時間を取るべき問題に充てるよう意識すること。
正答率の低い大問3・4・5の最終問題がその筆頭。
60点を狙うのなら、
・大問1で40~41点
・大問3で5点
・大問4で5点
・大問5で5点
これで達成できる。
6問は捨てても問題ないのだ。その時間を他に充てよう。
そのため、志望校に受かるための目標点を知らなければ話にならない。
Vもぎなら合格判定Bが「ボーダーライン上、これ以上は取りたい」点だと考えるといい。
これはVもぎを受ける時から意識してほしい。
模擬試験はその名の通り、入試の模擬体験ができるテスト。
目的を持って受けるとより効果は大きくなる。1回4,900円もするのだから有効活用してほしい。
都立に入る! Twitter (X) そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ
@toritsukoko