2019 都立 推薦入試の応募状況

[2019年1月25日更新]
◆最新の都立高校推薦入試の応募状況
1/23に都教育委員会のサイトで発表された。
全体を見たければ、以下リンク先を見ていただきたい。
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/admission/high_school/application/release20190123_02.html

◆応募倍率
2015年度~2019年度の全日制普通科の推移は
3.36→3.32→3.26→2.15→2.06倍
順当に下がっている。

都立高校を第一志望とする受験生数が減っているからだ。
理由の一つは採点基準も分からず、対策のしにくい集団討論の全校実施であろう。

また、2018年度から始まった私立高校の授業料無償化も大きい。いわゆる残念なレベルの都立高校に行かせるくらいなら。私立に行って面倒見に期待しようというところだろう。

応募倍率が1.0倍未満は
竹台(男子) 0.86倍
田柄(男子) 0.73倍
蔵前工業・機械 0.86倍
荒川工業・情報技術 0.81倍
北豊島工業 0.77倍
六郷工科・プロダクト工学 0.52倍
六郷工科・デユアルシステム 0.89倍

応募倍率が1.5倍未満は
八潮(男子) 1.18倍
蒲田(女子) 1.29倍
大山(男子) 1.42倍
青井(男子) 1.38倍
葛西南(男子) 1.41倍
江東商業 1.19倍
第一商業 1.41倍
荒川商業 1.43倍

※工業は多すぎるので割愛。

当然のように下位校ばかりだ。

当サイトでは23区の都立高校しか取り上げないので、気になる人は上記リンク先の表を見ていただきたい。

見ていただければわかるが、多摩地区の倍率は軒並み低い。
八王子東、小金井北などの上位校が1.5倍程度(男子)
多摩地区の子が都心の高校に行きたい、というニーズはあるが逆はまずない。

都心に選択肢はたくさんあるのに、文京区の子が小金井や八王子に行くわけがない。

◆都立推薦普通科 倍率トップ10はこちら

相変わらず青山が高い。
定員減も大きいが、立地条件も大きいだろう。

そして鷺宮の台頭。もはや高島は影すら見えない状況だ。
と言いたかったのだが、高島も男子は高倍率。一般入試ではこうはならないだろうがね。

高島は女子も4.03倍と高い。夏は蚊が多いぞ。
なお単位制では予想通り新宿一強。5.03倍である。

推薦入試は学力検査がない。
通知表の点数と作文が書ける奴が強い。

普通の人は一般入試に向けて努力し続けよう。
推薦で受験が終わってしまうデメリットは、意外と後に響く。

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@toritsukoko

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