[2025年9月11日 更新]
”数学・算数の苦手な子”には共通点がある。
昨日の続きをお伝えする。
<過去記事:数学が苦手な中学生、2つの理由<前編>>
◆算数が苦手な子<2>計算が遅い・不正確
いくら式が作れても、計算でぽろぽろ点を落とす子は算数嫌いになる。
スポーツと同じで、せっかくやるからには勝ちたいし結果を出したいだろう。
分かっているのに計算ミスで点が取れなければ「算数、僕は嫌だ」となる。
また、入試や定期テストになれば制限時間がある。
分かっているのに時間内に終わらなければ、ストレスになるだろう。
これも算数嫌いになる引き金になりかねない。
◆解決方法は1つ
ズバリ、練習を積むことだ。
2けた×1けたの計算程度なら、何十回もやっていれば覚えてしまう。
算数だけじゃない。
正負の数の四則計算も、一次方程式も、因数分解だって練習するほど速く正確に計算できるようになる。
これをすっ飛ばして数学を得意になろうなんて虫がよすぎる。
学問に王道なし。
中1なら正負の数の加法と減法。
中2なら式の計算と連立方程式、特に分数計算。
中3なら乗法公式と因数分解、根号を含む計算、2次方程式。
特に因数分解は、考えずに問題を見た瞬間から解き始められるようになるまで慣れた方がいい。1週間訓練すれば学年トップレベルの速さになれる。
少しでも楽しんでやれば、より成果が出やすくなる。
一例として「タイムを計る」のを薦める。
計算20問を何秒で解けるか。毎日やり続け自分の限界に挑戦してみるといい。
塾内でやると盛り上がる。

