2022年度 都立高校への転学

[2022年10月28日 更新]
今回、2022年度2学期の都立高校転学・編入学の結果をお伝えする。

1年生の区分2のみを取り上げる。
(区分1は転居による転学・編入学。1名が受験し、1名合格している)

データは都教育委員会のサイトから。
参照:都教育委員会HP

◆受かるのは半数

 募集数受験数合格数
普通科92112762
商業科10521
工業科42332
農業科2900
総合学科37105

人数の多い5科に注目する。

募集人員は、普通科と工業科と農業科は昨年度より増加。
受験者数は昨年度から139→142と微増した。
合格者は66→70なので合格率はほぼ同じ。50%未満である。

◆3名以上の受験があったのは9校
受験者の多かった学校は

<5名>
鷺宮 5名受験→0名合格

<4名>
桜町 4名受験→1名合格
小平西 4名受験→2名合格

<3名>
八潮 3名受験→2名合格
松原 3名受験→2名合格
板橋 3名受験→1名合格
小岩 3名受験→1名合格
小川 3名受験→1名合格
秋留台 3名受験→3名合格

普通科以外では、3名以上の受験者のいる高校はなかった。
受験者全員が合格したのは秋留台のみ。
秋留台は2021年度2学期も、2名受験→2名合格と全員合格している。
なお秋留台は分割後期募集をしているが、2021,2022年度と連続で定員割れとなっている。

八潮も分割後期募集で定員割れが続いているが、転学試験では不合格を出している。
よほど受け入れたくない受験生だったのだろうか。

一方で、一般入試人気の上がっている鷺宮は5名全員を不合格とした。

都立高校は転学者を無理に受け入れる必要はない。高校側としては学年途中での転校生は余計な手間がかかる。手間をかけてでも「ウチの高校に入れたい」と思われなければ合格は難しい。

一般入試とは全くの別世界である。

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