[2025年8月29日更新]
2025年度まで収録された都立高校入試の過去問題集、すでに発売されている。
まだ買っていない中3は、今すぐ買っておこう。
後回しにするメリットは一切ない。安くなるわけでもなし。
◆過去問題は解くのが目的ではない
高校受験生は、部活を引退した7月から本格的な受験勉強を始めているだろう。
もっと早い子もいる。
過去問もすでにそろえているのが標準。
都立入試の過去問の使い方は次の2つ
1.出題傾向を知る。具体的には単元・難易度・量
2.自分の実力を測る
自校作成問題であっても変わらない。
では、順に説明する。
◆1.出題傾向を知る。具体的には単元・難易度・量
例えば都立入試理科は、大問6つで構成されている。
大問1 小問
大問2 文・図を見た上での小問
大問3 地学
大問4 生物
大問5 化学
大問6 物理
大問1~2は基本レベルであり、過去6~7年分を見ればよく出てくる問題も分かるはずだ。
例えば「天気」では温暖・寒冷前線の雲・雨・気温の変化。低気圧・高気圧の地点での気流など。
塾の先生が教えてくれるだろうが、まずは自分で読んでおくこと。
自分で分析した上で、その分析が当たっているかどうかを先生に聞くといい。この「分析する」という習慣は、大学受験でもおおいに役立つ。
これから中3で習うことも知っておくべき。
数学なら二次方程式、二次関数の変域、相似の証明など。どのレベルを問われるのかを知っておけば、学校の授業を受ける時にも「こういうことか!」と気づけるようになる。
◆2.自分の実力を測る
これは今やらなくてもいい。
各科目の一通りを勉強してから、入試本番で制限時間内で何点取れるかを知るため。
国語、英語なら2学期中にできるだろうが、数学、社会、理科は全単元を勉強してからでいい。
受検直前の12月以降になるだろう。
問題を解くときに必ずやるべきは、迷った問題には△印をつけること。
「四択問題のアかウで迷って、アを選んだら正解だった」
なんて、よくあることだろう。
だがなぜ正解できたのか、本人が分かっていない。
もし2か月後に同じ問題が出たら、またどちらか迷うことになる。次は正解しないかもしれない。
正解したけどちゃんと理解していない問題だったと残すために△印をつける。
そして、なぜアが正解だったかを正しく理解しておく。
これが成績の上がる勉強だ。
よって採点時も、
「△印は不正解」だと〇〇点
「△印が正解」だと〇〇点
の2パターンを書いておこう。
今の実力なら前者だが、理解すれば後者の点が取れるということだ。
◆絶対に本を買うべき理由
都教育委員会のサイトにて過去問題は公開されているが、それで済ませてはだめ。
理由は明白、解答の解説が載っていないから。
過去問を解いた後、自分で解けるようにすることが勉強である。
何でそうなるのか分からなければ、次の模試や入試本番で解けるようにはならない。
たかだか1,000円程度をケチって、志望校合格を逃すのはあまりに惜しい。
この費用は必要なもの。2食ガマンすれば買えるし、その価値はある。
なお、どの過去問がお薦めかは過去記事で分析している。