[2022年4月15日 更新]
今年、中学3年生になった都立高校受験生はいつまでに志望校を決めたらよいか。
私の考えているスケジュールをお伝えする。
うちの塾生にはこんな内容で話していると考えてもらいたい。
◆1学期 通知表から目星を付ける
塾に通っているのなら、すでに模試等で自分の学力を数字で把握しているだろう。
通っていなければ会場模試を一ぺん受けてみるといい。
都立高校を第一志望とするのなら、Vもぎ、Wもぎが東京の中学生ならお薦めだ。
Wもぎはすでに受付開始している。幸い、4/13時点ではまだ1会場も締め切られていない。
Wもぎ 5/29(日)
https://www.schoolguide.ne.jp/application/shiken/11/1/0
Vもぎ 6/5(日)
https://www.shinken.co.jp/vmogi/order/once
この模試結果から、現在の学力(≒偏差値)を知るといい。
今どのくらい努力しての結果なのかにもよるが、VもぎWもぎの偏差値50程度だとしたら、+10を目指すことは不可能ではない。むろんこれから正しい努力をしたならの話だ。
偏差値が分からなければ2年生3学期の通知表の点から推測するしかない。
これも近いうちに一覧を作成する。
今の時点で1校に絞る必要はない。むしろ3~4校程度はあったほうがいい。
それも同レベル校ではなく、レベルが違う高校の方がいい。
1学期はまだ夢を見ててもいい。
現在の偏差値と同等の高校を考えていたら、まちがいなく受験生は油断する。
すると夏休み~2学期で偏差値が下がり、二度と浮上しないことになる。
理由は自分で考えてみて欲しい。
ポイントは「学力が下がる」ではなく「偏差値が下がる」ということだ。
◆夏休み~2学期 偏差値から2~3校に絞る
12月までのVもぎ・Wもぎの偏差値でおおよその学力は分かる。
また12月アタマには通知表の点(仮内申点)も中学校から教えてもらえる。
冬休みに入る前には「2つに絞ること」を薦める。
冬の学習の成果いかんで、上を狙うか下にするのかを決める。
なので2学期時点では最終決定はしなくても構わない。
◆冬休み明け 1校に決める
冬休みには過去問を解くことになるだろう。
その成果しだいで受験校を決めよう。
ただしこの決定が難しい。
その子の学力が上り調子なのか下り調子なのか。本番に強いタイプか否か。「何としても都立」とお考えなのか。いくつもの要素を統合して決めねばならない。塾講師としてはここが腕の見せ所ではある。
なお件数は限定するが、有料で都立高校受験相談は受け付けている。
今の時期は余裕があるのですぐに受け付けられる(1~2月はみっちり相談が入り、お待たせすることになる)
詳しくは過去記事にある。
興味があればぜひ相談いただきたい。真剣に答える。
<過去記事:【お知らせ】都立高校受験の相談を受け付けます>
都立に入る! Twitter (X) そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ
@toritsukoko