21世紀に開校した都立高校

[2020年5月14日 更新]
2001年(平成13年)以降に開校した都立高校
21世紀になってから誕生した都立高校を今回は紹介する。

◆ここ10年では1校のみ
2001年から2020年までに30の都立高校が誕生した。

とはいえ時期には偏りがある。2000年代が28校、2010年代は2校しか誕生していない。
2011年度の王子総合高校を最後に、10年間も都立新規開校は止まっている。

これから開校が予定されているのは家庭・福祉高校新国際高校のみ。どちらも正式名称は決まっていない。
開校時期は家庭・福祉高校が2021年春。新国際高校は未発表だ。

新国際高校は白金高輪駅からすぐ、東京都港区白金2-4の超一等地に開校予定。もともと東京都職員白金住宅地があったところだ。

開校前から超人気になることが確実視される都立高校だ。

◆2001年度以降に誕生した高校を並べた
赤字は全日制普通科高校を示す。

2001年度から
科学技術

2002年度から
つばさ総合

2003年度から
芦花

2004年度から
六郷工科
杉並総合
千早
大江戸(昼夜定時制・総合学科)
上水

2005年度から
六本木(昼夜定時制・総合学科)
美原
大泉桜
翔陽
若葉総合

2006年度から
総合工科
浅草(昼夜定時制・普通科)
青梅総合
大島海洋国際

2007年度から
稔ヶ丘(昼夜定時制・総合学科)
板橋有徳
葛飾総合

八王子拓真(昼夜定時制・普通科)
八王子桑志
東久留米総合

2008年度から
世田谷総合

2010年度から
町田総合
多摩科学技術

2009年度から
大田桜台

2010年度から
総合芸術

2011年度から
王子総合

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30校のうち
全日制普通科は6校、すべて単位制。
総合学科は全日制9校、昼夜定時制3校。合わせて12校で全体の4割を占める。
男女それぞれの枠がある高校は1つもない。

単位制でない都立全日制普通科高校はすべて、男女それぞれの募集定員が決まっているが、そういう高校は平成時代に1校も作られなかった。

男女別の定員枠は無し。今後はこれがスタンダードになっていくのだろうね。

ちなみに都立高校には男子校、女子校は存在しない。千葉、埼玉、群馬、栃木県立高校にはある。
茨城県には「共学だが、男子が一人もいない高校」が存在する。しかも2校。
興味があったら調べてみては。

都立に入る! Twitter (X) そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ
@toritsukoko

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