都立入試前にコロナにかかったら

[2022年1月31日 更新]
今日から都立高校一般入試の出願が始まる。

入試本番まで泣いても笑ってもあと3週間。やるべきことの優先順位をつけて、粛々とこなしていってほしい。

◆新型コロナウイルス感染症への対応は
不幸にも新型コロナ陽性との診断が出た場合、都立高校一般受験を受けることはできない。どのようなケースの場合かは以下をご覧あれ。

なお都教育委員会のサイトにも記載はあるので、全文を読みたければそちらへ。

参照:都教育委員会HP

・インフルエンザなど学校感染症や、新型コロナウイルス感染症にかかった
・学力検査当日(2月21日)時点、濃厚接触者として健康観察や外出自粛を要請されている 
・学力検査当日、37.5度以上の発熱 
・PCR検査の結果を待っている 

→(一般入試)受験不可。3月9日の追検査を受けることができる
→(分割前期入試)受験不可。追検査は受けられず、分割後期を受けることになる

これらの場合、通っている中学校に申請すれば「インフルエンザ等学校感染症罹患者等に対する措置申請書」 を作成してもらえる。これを志願校へ提出すればいい。

なお追検査についてはおって記事にする。受験生諸君は今から気にすることはない。目の前のことをやっていればいい。

参照:都教育委員会HP

◆濃厚接触者でも受験できるケース
濃厚接触とされた者も、本来は一般入試・分割前期入試を受験できない。

ただし、
 1. 保健所が紹介した医療機関で、医師の診断によるPCR検査で陰性
 2. 学力検査当日、無症状
 3. 公共の交通機関を利用しないこと
 4. 人が密集する場所を避けて検査会場に行く

このすべてを満たせば受験することが可能。

◆迷ったらすぐ相談を
分からないことはすぐ相談すべき。

相談相手は他の受験生や保護者ではない。中学校の先生だ。

受験総合相談窓口を東京都の教育庁が開設しているので、中学校に連絡がつかないのならこの窓口に電話するといい。

土日祝日も含め、9:00~20:00で受け付けている。

受験総合相談窓口の設置について|1月|東京都教育委員会
東京都教育委員会の受験総合相談窓口の設置について(1月)のページです。