すべてをプラスに表現せよ

[2020年月10日9 更新]
中学3年生は中間テストが終わったころだろう。

期末テストまで1か月強も時間がある。今の時期はVもぎの過去問題を解いたり、結果が返された模試の解き直しをしてほしい。期末テストが終わったら猛スピードでスケジュールが進んでいく。今が受験前で最も「やりたいこと」に時間を割けるのだ。

◆できることからやる
都立入試の過去問を解くこともできるが、すべてを解くことはできないだろう。
数学、社会、理科そして英語は中学校範囲がまだ終わっていないからね(塾で学習済みなら別)

しかし国語はどうだろう。
学年は関係ない。もう都立過去問を始めることは可能だ。

だったら国語の過去問を解くといい。毎日1問ずつ。
都立入試では毎回3題の読解問題が出る。この1か月で10年分は解くことができる。

ここでのお薦めは、古い都立入試問題をやるということ。

最新の過去問「東京都立高校 2021年度用 7年間スーパー過去問」はもう購入済みだろうが、もっとたくさんの問題をやりたいのならさらに古い過去問を買えばいい。

200字作文以外の記述問題が出されているとはいえ、古い都立入試問題はレベルも適当なので練習にはもってこいだ。

塾に通っているのなら、その塾に都立入試の過去問が置いてあるはず。お願いして解かせてもらおう。

せっかく塾に通っててそういう利点を使わないのはもったいない。

ないならフリマアプリなどで買ってもいい。定価以下ならいいのではないかな。近所のBOOKOFFとかで買えるならそれでもいいね。

10月9日時点でAmazonで買えるものだと、これが最も古い。
東京都立高校6年間スーパー過去問〈平成27年度用〉

◆社会、理科はできる単元からやる
社会なら地理と歴史はもう中学校の授業も終わってるだろう。夏休みにも一通りやっただろう。なら過去問の地理と歴史の単元だけやればいい。大問6は複合問題なので、大問2~4だけなら今からやっても何ら問題なし。

理科も学年をまたぐ場合もあるが、地震・地層・火山や天気などの地学分野は問題なし。
物理分野なら電流・磁界はもう全て解ける。
化学分野はイオンを学習済みならやってもいい。
できることはある。

できることから進めていけば、他の受験生よりも遠くにたどり着くことができるよ。

本題はここから。
もう過去問を進められることはラッキーだと思えばいい。

世の中には自分の力で変えられるものと変えられないものがある。
変えられないものは気にしてもしょうがない。

変えられるのは自分の心構えだ。
「これはいいものだ、自分にとってプラスだ」
そう口に出し続けると、気持ちも上向きになってくる。

ポジティブな言葉を出し続けよう。ネガティブな言葉を口にした瞬間、気持ちが萎える。思うのはいいが口に出さないこと。

試しにこの一週間、前向きな言葉ばかり口にし続けてごらん。
いいことが起こるから。