都立高校入試数学の法則<14> 角度を求める問題の解答は必ず△△

[2025年7月17日更新]
都立入試数学では、大問1で角度を求める計算問題がよく出る。

ここ10年で7回。うち6回は円周角の性質を利用するもの。
まずは過去21年間の出題をまとめた表をご覧いただきたい。

年度問題解答
2025
2024円周角36度
2023円周角40度
2022円周角51度
2021
2020円周角26度
2019円周角65度
2018平行線115度
2017
2016円周角80度
2015
2014円周角136度
2013円周角70度
2012
2011
2010円周角135度
2009円周角80度
2008平行四辺形72度
2007円周角30度
2006円周角80度
2005平行線98度

角度を計算して求める問題が15回。4回に3回は出る計算だ。

うち12回は円周角の性質を使ったもの。2024年度は以下。

参照:都教育委員会サイト

◆答えは必ず整数
角度なので分数や小数になる可能性もある。

だが現在はそれは考えなくていい。なぜなら今はマークシート形式になり、ケタ数も明示されているからだ。答えは必ず整数である。