都立入試数学 夏は〇〇を徹底せよ

[2025年6月10日 更新]
結論から言う。

この夏休み、数学は中1~2範囲に絞って学習せよ。

中3範囲はせいぜい乗法公式、因数分解、平方根の計算(文章題は不要)、二次方程式の計算(文章題は不要)だけでいい。

理由は明白。
都立入試で出るからだ。

2023年度都立入試数学の問題、中学校の学習年度と点数配分は以下の通り。

中1~2範囲
大問1 36点
大問2 12点
大問3 15点
大問4 5点
大問5 0点
合計 68点

中3範囲
大問1 10点
大問2 0点
大問3 0点
大問4 12点
大問5 10点

合計 32点

大問5の問1は、正三角形の性質を知っていれば小学生でも解けるが、直角三角形の辺の比を使うのが定石なので、いちおう中3扱いとした。

それでも中1~2範囲ができていれば68点は取れる。
中3の一学期で学ぶ平方根と二次方程式の計算ができればさらに10点、計78点まで取れた。

この年の数学平均点は57.6点だったので、余裕で平均越えだ。
中1~2範囲が大事なのは分かるだろう。

◆都立対策の塾に行くのが近道
ではどうしたらいいか。都立入試に精通している高校受験塾に行くのが手っ取り早い。

知識と時間をお金出せば買えるのだ。一生に一度の高校生活。納得して行きたい高校に受かるためなら10万円程度なら安いと私は思う。
二学期範囲である二次関数(二乗に比例する関数)を夏期講習でやってくれるかもしれない。

塾ならいい、というわけではない。
都立入試に精通しているのかがポイント。大事だから二度いう。

都立入試に詳しいかどうかは、体験授業の際に講師に聞けばいい。
 ・今年の都立入試はどんな問題が出ましたか?
 ・作図問題を取るには何を覚えたらいいですか?
 ・二次方程式、解の公式は覚えた方がいいですか?

この辺をよどみなく、素人にも分かりやすく説明できる塾講師なら安心。
戸惑ったり、答えられない塾はお薦めできない。ウソは論外だ。

余談ではあるが、
2026年度は大問3で二次関数が必ず出る

これは中3範囲なので注意されたい。

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