[2020年5月18日 更新]
東京都には中等教育学校が8校ある。
中等教育学校は前期課程3年、後期課程3年で一貫教育をする学校である。
私立の中高一貫校は中学校と高校がそれぞれ存在するが、中等教育学校は1つの学校で6年間過ごす。
<国立(こくりつ)>
東京大学教育学部附属 中等教育学校
東京学芸大学附属国際 中等教育学校
<都立>
小石川 中等教育学校
桜修館 中等教育学校
立川国際 中等教育学校
三鷹 中等教育学校
南多摩 中等教育学校
<区立>
千代田区立九段 中等教育学校
◆名前が変わった都立中等教育学校
小石川高校、三鷹高校、南多摩高校は前身の名前そのままで都立中等教育学校になった。九段も前身は九段高校。
桜修館は都立大付属高校、立川国際は北多摩高校から名前を一新している。
桜修館という名は旧制府立高等学校時代から校章に使われ続けている”桜”から一文字を取っている
なお2006年の桜修館の開校時には都立大学ではなく首都大学東京となっていた。2020年からまた都立大学に名前が戻っている。
立川国際の前身は北多摩高校。
旧8学区では立川高校に次ぐ進学校だった(都立大付属は旧2学区では4番手校)
◆中等教育学校は増えるのか

参照:都教育委員会HP
都教育委員会の発表では「併設型中高一貫校を中等教育学校に転換する」という公式発表はない。
中等教育学校=完全中高一貫校 ではない。単純に言えば1つの学校か2つの学校に分かれているかである。中等教育学校には校長は1名しかいない。
私の予想は”併設型中高一貫校は中等教育学校になる”だ。
現在、都立の完全中高一貫校はない。
また中等教育学校が一定の成果を出しているわけだから、それにならうのが自然だろう。
公教育は前例のあること特に成功例は真似したがるからね。
都立に入る! Twitter (X) そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ
@toritsukoko