消えた都立高校

[2020年5月19日 更新]
過去15年間でなくなってしまった都立高校を並べてみる。
(ただし中等教育学校になった小石川、都立大付属、北多摩、三鷹、南多摩、九段は除く)

矢印は、跡地が何に利用されているかを示している。
忠生 →都立町田総合高校 
玉川
大島南 →大島海洋国際高校
清瀬東 →コミュニティプラザ
水元 →都立水元小合学園
志村 →都立志村学園 
北野 →都立板橋有徳高校
青梅東 →都立青峰学園
赤坂
上野忍岡 →忍岡高校
市ヶ谷商業
赤羽商業 →都立家庭福祉高校(仮称)
王子工業 →都立王子総合高校
小石川工業 →都立総合芸術高校
砧工業 →都立世田谷総合高校
芸術

閉校した16校のうち8校が普通科。

逆にここ15年で開校した全日制普通科は板橋有徳のみ。
普通科、特に学力下位校はどんどんつぶされている。
<過去記事:21世紀に開校した都立高校

赤羽商業は今年閉校し、来年春には同敷地内に家庭福祉高校(仮称)が開校予定だ。
<過去記事:令和初の都立高校開校

今後も男女別枠の普通科は減っていくだろう。旧3,6学区が狙われると見ている。
学力レベル的に同じくらいの高校は「1つあれば十分」だと消されるんじゃないかな。
特に区部内ならば1時間程度あればどの駅までも移動できるし。

コロナ禍により金がなくなればそういった改革は粛々と進むだろう。
くわばらくわばら。

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@toritsukoko

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