上位都立高校 多摩地域の〇〇がねらい目

都立入試で複数回出た漢字問題のみ集めました。二度あることは三度あります。
詳細は → https://toritsunihairu.com/kigen

[2026年1月8日 更新]
2026年度、都立高校全日制等志望予定調査(校長会調査)の結果が出ました。
概要は昨日の記事を見てください。
<過去記事:都立高校 2026年度 校長会調査データ

顕著なのは多摩地域の不人気
7つの進学指導重点校、過去の校長会調査での志望数を並べてみます。
立川は創造理数科も含んだ志望数です。

2022年2023年2024年2025年2026年5年度の平均
日比谷481521433451458468.8
戸山603550507564496544.0
青山577496471484469499.4
西463493434384381431.0
八王子東442310351336285344.8
立川549579497601551555.4
国立507454481449352448.6

都立人気が下降気味とはいえ、戸山、青山、立川はまずまず。日比谷も450名を下回ったのは1回だけ。
最も気になるのは八王子東でしょう。

2019年度に368名、2020年度に358名と400名を割ったあと2年間は400名超の志願予定者がいました。2023年度に再び300名台に減り、とうとう2026年度は200名台まで落ち込んでいます。
八王子東高校の魅力が落ちたというよりも、私立高校の授業料無償化が追い風になり上位層が私立に流れた+他の都立に流れたと考えます。

◆八王子東、難関私立他の都立とライバルだらけ
多摩地域には難関私立大学の附属校がたくさんあります。
 国際基督教大学高校 ★
 成蹊高校 ★
 中央大学附属高校 ★
 法政大学高校 ★
 明大付属八王子高校
 明大付属明治高校
 早稲田実業高等部 ★

★は中央線沿線の学校
すべて共学校です。

これに加えて23区内の中央大学杉並高校、明大付属中野高校も中央線沿線。
八王子東高校に通える地域の受験生は、これらの私立が比較対象になります。

さらに国立(くにたち)、立川、国分寺。
八王子より東側に住んでいる受験生にとっては新宿高校も比較対象ですね。
八王子東高校は北八王子駅から10分以上は歩くので、国分寺付近のひとなら駅近な新宿高校と通学時間は同じくらいでしょう。

いよいよ八王子東に定員割れが見えてきました。
その陰に隠れている西と国立(くにたち)もあまり芳しくないですね。

創造理数科を立ち上げた立川や、SSHである戸山、都心で東西南北から生徒が集まる青山や新宿。
強みがある学校は受験生が集まり、競争によって生徒も鍛えられます。
競争が起こらないとじわじわ落ちていくことになるでしょうね。

区部でも都県の境が近い学校は生徒集めに苦戦します。小松川とかね。

逆に受験生にとっては、志願数が少ない方が受かりやすくなるので狙い目とも言えますね。