2025年度は全入の多摩科技 2026年度は? データから冷静に予測する

[2025年12月14日 更新]
今回は珍しく多摩科学技術高校の話。
今春2025年度の一般入試で全入(受験者全員が合格)になったのは記憶に新しいでしょう。
過去の数字を見ると、今春の倍率が異常に低かったことが分かります。

推薦入試、一般入試の開校以来の全年度、過去16年分を洗ってみました。

◆推薦入試
募集数はずっと変わっていません。
推薦入試は、定員割れでない限り募集人員=合格数になります。余分な合格は1名も出しません。

推薦募集人員応募数応募倍率
202563841.33
2024631061.68
2023631241.97
2022631081.71
2021631412.24
2020631262.00
2019631161.84
2018631251.98
2017631211.92
2016631692.68
2015631171.86
2014632003.17
2013632463.90
20121052702.57
20111051511.44
20101051581.50

2025年度は応募数100名割れで1.33、見たことのない低倍率。
2025年度の専門学科全体の応募倍率が1.60倍で、それをさらに下回ってしまいました。うーん

2010~2012年度は推薦入試・一般入試の募集定員が50%
なので倍率は低く見えますが、応募数はそこそこ。

◆一般入試はなんと全入

一般受験数合格数実倍率
20251531531.00
20242151531.41
20232231531.46
20222581531.69
20212301541.49
20202081551.34
20192051551.32
20182301591.45
20172341631.44
20162691631.65
20152081541.35
20143021591.90
20132951641.80
20122241181.90
20111071051.02
201099991.00

一般入試の募集数は毎年147名なので、今年2025年は不合格者が出る可能性が残っていました。
が、毎年153名以上の合格を出していたのでその心配は杞憂に終わります。
たいていの都立高校は募集人員+2~4名の合格者を出すのですが、多摩科技は+6名と太っ腹です。
結果、2025年度は開校初年度以来の全入となりました。

なお江東区の科学技術高校も2025年度一般入試は定員割れでした。
創造理数科で不合格の8名は、科学技術科で合格しています。

◆2026年度多摩科技どうなる!?
今春の全入を見て、2026年度は受験生が集まってくる可能性は十分あります。
ですが私はいくつかのデータから「そこまで倍率は戻らない」と見ています。2022年度のように250名超の受験生は集まらないでしょうね。