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[2025年11月4日 更新]
都立入試の英語は大問3で会話文、大問4で物語文の英文読解がでるのが定石です。
たいていは大問3→大問4と順に解くでしょうが、順番を入れ替えても問題ありません。
入試はカンタンな問題から解いて点を稼ぐ方がいい。
では大問3と大問4、どちらが簡単なのでしょうか。
◆正答率を比べる
過去10年間の大問正答率を比べてみましょう。
| 大問3 | 大問4 | |
| 2025 | 61.9% | 53.5% | 
| 2024 | 67.2% | 56.9% | 
| 2023 | 65.0% | 49.7% | 
| 2022 | 60.2% | 45.8% | 
| 2021 | 53.1% | 47.1% | 
| 2020 | 57.5% | 41.0% | 
| 2019 | 50.1% | 43.3% | 
| 2018 | 71.7% | 56.0% | 
| 2017 | 57.5% | 43.9% | 
| 2016 | 55.5% | 52.3% | 
すべての年度で大問3の方が正答率が高いです。
5ポイント以上の差がついているのが分かるでしょう。
理由は明白。
大問3は7問とも四択問題で、大問4では並び替え問題が出る。
勘で正解できる問題が多いから、大問3の正答率が高めになっているのです。
唯一の例外は2016年度。
この年、大問3で英単語で答える問題が1つ出ました。
けして難しい問題ではありませんが、正答率33.70%と低め。
これが大問3の正答率を下げた原因の1つと言えます。
それ以外にも「大問3までに時間を使いすぎ、大問4で時間切れ」というケースもありえます。
だけどこれは受験生が悪い。
過去問題で時間を計りながら何べんも練習していれば十分に対策できたはず。
過去問を解く時は、必ず制限時間を計ってやってください。
リスニングを除けば英語は38分が適当です。
<過去記事:2026年度受験 都立高校 過去問題集 これを買おう>

