都立高校入試 応募倍率が出たら親がすること

[2025年2月13日更新]
今日2025年2月13日(木)は、都立高校一般入試の願書再提出日です。
これで応募倍率が確定します。

入試当日の欠席が出たり、募集人員より合格数は多めに出るので実倍率は応募倍率よりは下がります。

◆低倍率校は倍率アップが当然
この願書取下げ&再提出(差し替えと呼ぶ)では、
高倍率校 →倍率下がる
低倍率校 →倍率上がる 

傾向がある

例えば昨年2024年度、
差し替え前に2倍超だった学校はすべて、差し替え後に応募者が減り倍率が下がった。

豊多摩(2.27倍)、豊島(2.23倍)、駒場(2.08倍)あたりは下がるだろう。

ここ3年、定員割れスレスレだった東久留米総合(1.59倍)も減るだろうね。

それによって小山台(1.42倍)、竹早(1.53倍)、目黒(1.35倍)、清瀬(1.15倍)、久留米西(1.06倍)あたりが上がるかな。

逆に1倍前後の学校は、まず倍率が上がると思っていい。
高島(1.03倍)、東大和(0.91倍)は間違いない。

◆親は何も言うな
受験生は不安である。
高倍率校で多少の応募者減があったとて、不安は隠しきれない。

低倍率校で応募が増えたら「落ちるのは私かも」と受験生は思うだろう。

そこで親の皆さんにお願いしたい。

最終応募倍率が出ても何も言わないで。

倍率を見るのはもちろん構わない。
だが、出た最終応募倍率について子に何か言ったり聞いたりしては絶対にダメ。

都立高校受験の素人である皆さんが、子どもに何を言っても説得力がない。

だったら何も言わないことだ。自分の経験談もいらない。時代も場所も違うのだから何の役にも立たない。

唯一、言っていいのは子どもから問われたときだけ。
「倍率上がっちゃった、どうしよう…」
「倍率2倍もある!絶対難しいよね…」

こんなことを言ってきたら、ぜひ声をかけてやって欲しい。

何て言えばいいか?
そんなことは自分で考え、自分の言葉で伝えなさい。

こういう声かけをしたいのだけどよいだろうか。
といったような質問を真摯にするなら、XのDMで答えます。