都立高校入試国語の法則 漢字の読みは正答率高し

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[2025年10月15日 更新]
過去13年間、都立高校入試国語の漢字書き問題の正答率を見ていきます。
これを読み、対策を練っていきましょう。

◆読みよりも正答率は低い

問1問2問3問4問5全体
202578.074.654.781.740.665.9
202472.493.591.382.490.486.0
202391.684.278.566.695.683.3
202284.878.570.557.057.269.6
202147.893.369.369.969.069.9
202081.388.386.377.785.983.9
201962.069.578.391.991.278.6
201877.661.571.733.273.063.4
201761.525.553.666.077.656.8
201691.394.447.374.057.372.9
201590.569.990.465.086.371.5
201476.687.443.294.84.261.2
201317.829.391.887.342.553.7

配点は2点×5問=10点。これは昭和30年代からずっと変わっていません。

正答率は平均すると72%。読み問題は正答率80%を超えていたので書きの方が解けていないのが分かりますね。

正答率90%を超える問題は少ない。
2014~2018年度の5年間だと5問だけ。2021~2025年度の5年間では4問。

一方で正答率50%未満は8問と少ない。2014年度の正答率4.2%が目を引きます。

2022年度以降は正答率50%未満の問題は1つも出ていません。
2017年度、2018年度は正答率80%未満の問題しか出ていません。

とは言え国語の全体の平均点は69.5点、65.9点と例年並み。漢字の点は平均点にそこまで大きく影響はしないと言えます。

◆小学校の漢字しか出ない
このブログで再三お話ししてきたが、都立入試の書き問題は小学校で習う漢字しか出ません。漢検なら5級までの書き問題が解ければよし。

小学校4~6年生の漢字ドリルがあるのならそれをやればいいのです。
新たに購入しても構いませんが、別に買わなくてもいいと考えます。

漢字の書き問題は「書けないものを書けるようにする」作業。まずは書けない漢字を発見し、それを書けるようにすること。あっさり書ける問題は二度とやらなくていいです。
間違えた問題、書けなかった問題だけを繰り返し、最低3べんは周回しよう。

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