プラスにとらえるだけで

[2022年9月7日 更新]
今日は中学生向け。

キミは今の生活に満足しているだろうか。
もし満足できない点があるのなら、それは何だろう。紙に書き出してみるといい。

なんて言って、実際に書き出す子は100人のうちせいぜい1~2人だ。この1~2人に向けて書いていく。

◆自分で変えられないこと
満足できない点は大別すると2つ。「自分で変えられない点」か「自分で変えられる点」か。

自分で変えられないものの例は
 ・性別
 ・名前
 ・身体的特徴
 ・生まれた時代、場所
 ・親

性別や名前は変えられないことはないが、中学生のキミにとってはほぼ不可能だろう。

身体的特徴というのは、身長や顔、他にも毛深いとか髪質など。
痩せている、太っているという点は変えることはできるがもともとの体質というものがある。
21世紀に生まれ、令和の今に生きていることも変えられない。

こういったものは変えようとすることは不可能だったり、非常に大きなエネルギーを要する。

それを差し引いても絶対に変えたいのなら、そのための努力をしてもいい。

代償として、若いキミにとっての貴重な財産、「時間」を失うことになる。

中学校生活は3年間、365日×3×24時間=26,280時間しかない。
いっけん多そうだが、睡眠時間や通学時間などを差し引くと、自由に使える時間は思いのほか少ない。時間は有限だ。

その貴重な時間をどーでもいいことに思い悩むのはもったいないと思わないかい?

「身長があと5cm高ければなー」と悩んでいても何も変わらない。気が滅入るだけだ。マイナスしか生まず、時間は減る。泣き面に蜂である。

だったらとっとと寝た方が、身長も伸びるんじゃないか。

とは言え悩むことは、若者なら誰にでもあるだろう。
「適度に」悩むならいい。風呂に浸かっている時とかね。

◆自分で変えられること
・成績
・行動
・性格
・未来

勉強の成績は,すでに通知表オール5でない限り、変えられる。

特にテストの点を上げるのは簡単。正しいやり方と正しい分量を確保できればいいのだ。それは自分で経験して見つけてもいいが、時間は有限。先人の知恵を借りるのが、今風に言えばコスパがいい

その先人とは、親や先輩でもいいが、最高なのは塾の先生。

塾の先生とキミには利害関係がある。キミの成績が上がれば塾の先生にとってはメリットしかなく、キミの成績が下がれば塾の先生にはデメリットしかない。キミの成績をあえて下げるような助言をするはずがない。「的外れ」な助言はあるが、それも含めてキミは受けた助言をまず実行してみればいい。

ぐんと近道をすることができる。

塾に行っていない人はどうすればいいって?
信頼できるBlogでも探し、そこに書いていることを1つずつ実行してみればいい。

なお性格もカンタンに変えられるのだが、それはまたの機会に。