[2019年8月1日更新]
夏と言えば夏期講習と甲子園。
東京からは毎夏2校が出場できる。
残念ながら東京は、私立高校が毎年のように甲子園へのキップを独占している。
昨年に続き、今年も都立小山台高校の野球班が東東京大会の決勝戦まで進むも、準優勝に終わったのは記憶に新しい。
ちなみに、小山台高校は野球での推薦入学はない。
全員、好成績を修めての推薦入試か、テストをパスしての一般入試合格者である。
この様子を見て「僕も小山台に入って甲子園を目指したい」と思う野球少年が現れるだろう。
<過去記事:都立高校は甲子園に行けるか>
東京は高校を東・西に分け、それぞれトーナメント戦を行い、優勝した高校のみが甲子園への出場権を得られる。
優勝校に緒戦で負けた高校が、もしかしたら2番目に強い高校だったのかもしれないのだ。
ということで今回は
夏の甲子園での東京都優勝校にもっとも肉薄した都立高校
を探してみた。
◆過去3年間の優勝校との対戦成績
優勝校はたいていシード権を持っている。
よって初戦が3回戦となる。

赤字はコールド負けを示す。背景が水色なのが都立高校だ。
なおコールドゲームのルールは「高校野球特別規則」に示している。
以下にそれを記載する。
21. 得点差コールドゲーム
正式試合となるコールドゲームを採用する場合は、5回10点、7回7点と統一する。
ただし、選抜高等学校野球大会、全国高等学校野球選手権大会、全国高等学校軟式野球選手権大会では適用しない。
つまり、
5回終了時に10点差
6回終了時に10点差
7回終了時に7点差
8回終了時に7点差
でコールドゲームとなる。
春・夏とも甲子園大会では得点差でのコールドゲームはない。
最多失点
14点 葛飾野
最少失点
2点 八王子北
最多得点
6点 片倉
最少得点
0点 小山台、八王子北、江戸川、青山
点差が最小
2点差 八王子北
やはり注目は八王子北。
得点はできなかったものの、先頭打者ホームランの後は1失点と健闘。國學院久我山を相手にもっとも失点が少なかった。
序盤で敗退したので注目度は低かったろう。
来年は頑張ってほしい。
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@toritsukoko