塾の折り込みチラシは必要か

[2025年6月14日更新]
7月に入ると、新聞の折り込みに塾の夏期講習のチラシが入るのが恒例。
だが最近、そんな塾チラシも減ってきたのではないだろうか。

◆87%が新聞取ってない
塾の折り込みチラシが減っている最大の理由は
「子育て世代が新聞を定期購読していない」から。
中学生の保護者だと親は30~40代が多い。彼らはバリバリにスマホを使う世代なので、紙の新聞を読む習慣はあまりない。40代の新聞購読率は13%だという。8人に1人。しかも結婚して小中学生の子どもがいる家庭となればさらに少なくなる。

また東京は他の道府県と比べても新聞購読率が抜群に低い。
1世帯当たりの部数は
44位 熊本 0.386
45位 東京 0.383
46位 鹿児島 0.369
47位 福岡 0.361
全国平均 0.489
2023年10月、新聞協会経営業務部調べ

塾のチラシを折り込みに入れても、ターゲットには刺さらないのだ。

Xでアンケートを取ったが、やはり新聞を購読していない方が多い。

しかも新聞折り込みの費用はそこそこ高い。チラシサイズによるが1部3~4円。5000部で2万円程度。もちろん印刷代などは別にかかる。
一般的には2~3回は実施するので10万円弱はかかる。
部数を増やせば倍々で費用も増えていく。

◆そもそもチラシで塾を探すか?
皆さんは塾通いを考えたらどうやって探しますか。
おそらくネットで検索し、各塾のサイトを見に行くでしょう。チラシはきっかけになるかもしれないが決定打にはならない。
逆にサイトを見ずに塾へ訪問したり電話かけたりはしないでしょ?

なお塾探しをするなら
・塾長の名前・顔を出している
・料金を載せている

この2点は必ずチェックしよう。どちらもない塾は論外だと思っている。

授業料が手ごろな塾は載せるし、授業料が高い塾は隠す傾向がある。東京個〇指〇学院とかね。
スタッフがころころ変わる塾は、先生の写真を載せない。更新が面倒だし「また教室長が変わったのか」と思われるからね。

都立に入る進学塾は、新聞折り込みチラシはやりません。

都立に入る! Twitter (X) そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ
@toritsukoko