都立総合学科から大学に行く

[2021年7月16日 更新]
今日は都立高校総合学科の進路について。

2021年春に卒業した生徒の進路状況を比較する。

区部の総合学科のうちつばさ総合、晴海総合と東久留米総合が対象。
杉並総合、世田谷総合、王子総合は2021年春の卒業生の進路を発表していないので除外した。

受験生や保護者が知りたいことをなぜ公表しないのか。理解に苦しむ。受験生に来てほしくないのだろう。

世田谷総合は「令和3年度 学校経営計画」でホームページ更新300回を掲げている。にもかかわらずだ。

なお世田谷総合のTwitterは「△月△日にホームページが更新されました。 」ばかりツイートする。これ必要?

参照:都立世田谷高校HP

葛飾総合も除外。

Webサイトに進学先を載せているのだが、見づらい。
こういう情報があってもいいが、知りたいのは最新の進学先・大学進学率・浪人率など全体の数字である。
http://www.katsushikasogo-h.metro.tokyo.jp/site/zen/entry_0000001.html

◆大学進学
晴海総合 66.5%

つばさ総合 57.2%

東久留米総合 58.5%

おおむね60%前後。

◆専門学校
晴海総合 14.6%
つばさ総合 25.6%
東久留米総合 17.4%
おおむね20%前後。

つばさ総合は毎年、60名前後が専門学校に進む。

◆就職
晴海総合 8人
つばさ総合 2人
東久留米総合 3人

つばさ総合の就職者は減少傾向。ここ3年間の推移は、
12→9→2

◆率は参考になる
先輩の多くが大学に行っているからと言って、キミも行けるとは限らない。

だが、そういう空気の中で3年間過ごせば、意識も変わる可能性はある。
高校生は良くも悪くも周りに影響されるから。