都立総合学科の大学進学率トップは

[2020年9月2日 更新]
大学合格実績を見て高校選びをする中学生は少ないという話は昨日した。

それでも気にして悪いことはない。

今回は都立高校の中でも、総合学科の最新の進路をまとめてみた。
同じ総合学科でも大学進学率はかなり違う。

◆2020年度(令和2年度)学校経営シートから

杉並総合は数値が載っておらず、若葉総合は令和2年度学校経営シートが見つからなかったので空欄にしている。

東久留米総合、青梅総合、晴海総合が4年生大学進学が50%超え。

つばさ総合、葛飾総合、世田谷総合もほぼ50%だ。

ただし「その他」(浪人生を含む進路未決定者)は、つばさ総合が17%と最も高い。

◆2019年度(平成31年度)学校経営シートから

昨年度も、変わらず東久留米総合が大学進学の割合トップ。「その他」の割合も最も低い。晴海総合も高い。

町田総合は大学進学率は低く、専門学校進学率の方が高い。

何べんも言っているが、高校生は周りに影響されるものだ。
大学に行きたいのなら、大学進学率の高い高校の方がいい。その上で「どのレベルの大学に行きたいのか」も考えておくといい。

高校入学の時点で、ある程度の大学進学の傾向は読み取れる。
それを見比べた上で志望高校を決めて欲しい。入ってから悔やんでも遅すぎる。