受験生の男女差が大きい都立高校

[2020年3月27日 更新]
2020年度の都立一般入試で、男子と女子の受験生数の差をまとめた。
男子に人気の高校と、女子に人気の高校と言い換えてもいいだろう。

都立高校の普通科(単位制は除く)は、男女それぞれで定員が決まっている。

よって
男子の方が受験者数が多い=男子に人気 と言える。

逆も同じ。

今回は受験者数の差が30名以上の全日制普通科を集めた。
男子の方が多いのが9校、女子の方が多いのが10校あった。

◆傾向はあるか
何か傾向がないかを考えてみた。

まずは「都心にある高校は女子に人気がある」という仮定。
多摩地域の高校は男女とも2校ずつ。差はない。

次に、黄色い背景が山手線の内側にある高校。
男子は1校、女子は3校。女子の方が多い。

同じく山手線内にある高校を見ると
竹早 男子142名 女子 168名
竹台 男子69名 女子96名
広尾 男子134名 女子151
日比谷 男子213名 女子212名
上野 男子240名 女子222名

日比谷がとんとん。
上野は男子が多いが、竹早、竹台、広尾は女子が多い。

やはり都心の都立高校は、女子人気が高い傾向があるようだ。