新中学3年生 続々・春休みにすべき2つのこと

[2023年3月27日 更新]
まずは前回と前々回の記事を読んで欲しい。
<過去記事:新中学3年生 続・春休みにすべき2つのこと
<過去記事:新中学3年生 春休みにすべき2つのこと

今回は「正しい勉強の仕方」をお伝えする。

そもそも中学生のキミは正しい勉強の仕方を知らない。なぜなら「正しい勉強とは何か」を考えたことがないからだ。

無論、考えたことがある中学生もいるだろうし、私の言いたい結論に至った中学生も世の中にはいるだろう。だが99.99%以上の中学生はそうではない。

◆目的は何か
「勉強する目的は何か」は1つではないし、今回は語らない。

今回は「中学生が、中学校や塾で勉強するさしあたっての目的」に絞る。

付属中学生でなければ、志望高校に合格することが勉強する一つの目的だろう。志望校に合格するために必要なのは、
 ・通知表の点=調査書点
 ・入試の点(スピーキングテストも含む)

の2つ。

都立高校一般入試では、この2点でしか合否判定されない。
英検取得や生徒会役員、部長を務めても1点の加点もない。

入試の点を取ることは大切。総合得点の70%を占めるのだから。
ただ現時点でやるべきは「通知表の点」を上げることと考える。

調査書点は中3の二学期に付けられる。これは中3の一学期の成績も考慮される。一学期でコケると致命的だ。

では通知表を上げるために必要なことは何か。
このblogで百万回は言ってきたが
 ・定期テストの点
 ・授業態度
 ・提出物の質

この3つ。

1つでも欠けると点は下がる。

中間期末テストで100点でも、提出物を出さなきゃ「4」止まり。ヘタすりゃ「3」だ。これを忘れてはならない。

「提出物の質」はカンタン。期限までに指示された通り、丁寧な字でやること。
提出物は先生に見ていただくものという視点を持とう。先生だって人の子。汚い字を喜ぶわけがない。

◆勉強は通知表の点を上げるため
皆さんは定期テストの点を上げることによって、よい通知表の点を取ることが
今の目標だということはわかっただろう。

では、定期テストの点を上げるためにどうすればいいか。もっともシンプルな方法を今回は教える。

学校のワークを繰り返しやることだ。例外もなくはないが、たいていの教師は教科書とそのワークの内容を理解しているかを問うテストを出す。

だったらワークを完璧にしておけばいい。

では、ワークをいつ始めるか。ずばり今すぐだ。
学校で習った端からワークは進めるといい。テスト前には2周目・3周目に入るようにする。当然2周目の方が最初より早く終わる。3周目もしかり。

やればやるほど効率よくワークを終わらせることができる。分かっていることと分かっていないことも分別できる。

新学期にワークをもらったら、すぐに始める。
やってみるといい。リスクはない。