過去問は繰り返せ

[2021年1月7日 更新]
東京都はコロナ禍で色々な混乱が見える。
受験生の皆さんは動じることなく、自分のやるべきことだけをやればいい。

ズバリ、体調管理と受験勉強だけだ。

◆過去問は繰り返すと定着する
都立一般入試まで残りひと月半。すでに都立の過去問は何年分かを解いているだろう。

過去問は解くのはもちろん、マルつけと解説を読み理解するのにも時間がかかる。
だがその時間を確保してこそ、効率のいい受験勉強ができる。

過去問と同じ問題が出ることはほぼないが、同じような問題は何べんでも出る。過去問で目標点を完璧に取れるようになっておくことこそ、受験直前期に必須だ。

英語や理科はア~エの選択肢を覚えるのではない。なぜその選択肢が正解で、他の選択肢ではダメなのかを理解しておくことが過去問対策になる。

例えば理科。動物の分類で「ホ乳類は恒温動物」だという解答があったとしたら、他の魚類、両生類、ハ虫類、鳥類はそれぞれどうなのかを理解すること。

次の入試ではそっちが問われるかもしれない。

7年分を解いてみれば、おのずと出題傾向は分かってくる。

1回解いておしまい、ではなく正しく解くようにしてほしい。

◆選択問題は理解していなければ×
四択問題で2つまで絞れた。一方を何となく選んだら正解だった。これは理解したとは言えずむしろ「危険」だ。

もし本番で同じ問題が出ても正解する確率50%のままだからだ。

問題を解く際に二択で迷ったらその問題番号には大きく「」とつけておく。後で確認できるようにするためだ。

今の時点で解けない問題があってもいい。それを2月21日に解けるようにすればいいだけだ。

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