[2025年9月8日更新]
昨日の続き
<過去記事:小学6年生後半 中学進学に向けてやるべきことは>
小学6年生が中学に入る前にやっておきたいこと。
今日は数学について。
とは言っても複雑なことではない。
ズバリ
・正しく速く計算できる
・割合を理解する
この2点だけだ
◆計算が正確なのは必須
整数・分数・小数の加減乗除計算が正しくできること。
最低限、それだけは小学校時に身につけておいてほしい。
つまづきやすいのは小5以降。
・小数の足し算と掛け算で、小数点の位置を混同する
・小数の割り算で、割る数が小数だと商と余りの小数点処理ができない
これがよくあるパターン。
なぜ身についていないかと言うと
正しく理解した上で、練習量を確保していないから。
なんとなく100問やっても、時間が経てば忘れる。
「割る数に小数点がある時、あまりの小数点の位置は元の割られる数の小数点で固定」
と意識して練習すれば忘れにくい。
いま何をやっているかを意識して問題を解くことが肝要だ。
◆正しい問題の解き方
例えば「小数÷小数 余りあり」のような単元問題を10問20問と解き続けるのは効果が薄い。
「前の問題と同じ解き方でいい」と考えないで子どもは解いているから。
割り算だけでも
割る数の小数点の有無、割られる数の小数点の有無、あまりの有無
など様々な種類が混じった問題を解くといい。
それでこそ1問ずつどう計算すべきかとアタマを使うようになり、正しく理解できるようになる。
残念ながら小6でそこまで考えて問題を用意し、自ら解ける子はそういない。
保護者や塾が用意してやって欲しい。
なお都立に入る進学塾では、2025年10月20日(月)から
小学6年生対象の数学デビュー講座
を開講する。
少しでも多くの小6に受けてもらいたい。
料金も格安、勉強をきっちりさせる仕組みになっている。
詳細はサイトで公開するので待たれたい。
