[2025年9月7日更新]
今月で1学年の半分が終わる。
小学6年生で中学受験する子は、受験モード真っ盛りだろう。
2023年春、東京都の私立中学進学者の割合は19.8%
国立・都立中に進む子もいるが、それでも77.8%の小6は区立・市立中学校へ進む。
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/kyoiku/kekka-shouchuugimu_5
小学校の時は家で全く勉強をしていない。
そんな子は、中学校に入って苦労することになる。特に数学と英語だ。
◆小学校で英語をきっちり学習したことが前提
かつて中1の一学期定期テストと言えば
・アルファベットの大文字、小文字を正しく書く
・基本的な単語を書ける
・文法の初歩(I am~ /You are~)
当たりが出され、90点・100点がバンバン出ていた。
今は違う。
2020年から小学5~6年生の英語教科化が始まり、600~700の英単語を身につけることが前提となって中学校の英語授業が進んでいる。
例えば
・数 one,two,three… elevenやtwenty,hundredも
・曜日や月 Wednesday,january
・一般動詞 study,read,walk,teach,leave,make,practice
これが読めて書けることが前提なのが中1のテスト。
できる子は一定数いるが、体感で2~3割の子は全く英単語が書けない。
oneからtenも怪しい。
これができていない場合、中学校の先生が助けてくれるかと言うとそんなことはない。
もちろん面倒を見てくれる先生もいるだろうが、全員ではない。
英単語が理解できていない状態のまま、中学校英語の授業は進んでいく。
結果、中1時点で英語が壊滅的な生徒が数多く生まれることになっている。
◆英単語を書けるようにせよ
小学校では英単語のスペルが正しく書けるかを試されることは少ない。
だが中学校は違う。正しい英単語が書けなければダメだ。
近いうちに「中学校で必要な英単語リスト」を作成する。
超重要100
重要300 の2種類。
当然、都立高校入試に向けても有効なものを集める。
期待されたい。
明日は中学数学についていくための方法をお話しする。
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