[2025年7月2日 更新]
昨日7/1(火)のX投稿の解答は最後に書いた。
ここから今日のblog。
1回の授業で伝えたいことは1つ。
その1つをちゃんと生徒が持ち帰り、翌週に忘れなければマル。
これは私が塾で授業をしている時に意識していることである。
◆1つのポイントにまとめる
教えたいことはたくさんある。
だが、生徒は初めて聞くそれを覚え理解しなくてはならない。
その場だけ覚えるのではなく、少なくとも高校入試日までは覚え続ける必要がある。
(先生が)教えられる量=(生徒が)理解できる量 ではない。
教える側はポイントを絞り、なるべく少なくせねばならない。
「大事なポイントはこの7つ。絶対に覚えろよ!」なんて指導はプロのすることではない。ちょっと利口な中学生でもできること。
限界ぎりぎりまでそぎ落とし、それを正しく伝える。プロの矜持だ。
◆ジャパネットたかたも同じ
ジャパネットたかたの創業者であり元社長の高田明氏のセールストークのポイントの1つが「商品の特徴を絞り込む」だそうだ。
1つの商品でウリになる機能が何個あっても、とにかく1つに注力する。
たとえば炊飯器なら、あれもこれもできることより、美味いご飯が短時間で炊けるをピックアップし、どのくらい美味いか、なぜ美味くなるかを説明する。
ご飯以外のものも作れるとかそういう機能は最後にさっと流すだけ。
そして「キーワードを連呼する」こと。
美味しいんです、美味しくなるんですね、これがほんとうに美味しいんですよ。
大事なことは連呼する。人は何度も耳にする言葉を真実だと思うようだ。
TVのCMを繰り返し繰り返し流すことも同じ理屈だ。
われわれ塾講師は一度で伝わる、覚えてもらえるとは思っちゃいない。
大事なことは何度も言う。
逆に生徒の皆さんは「何度も繰り返して言ったことは大切」と思えばいい。
学校の先生が繰り返し言うことは、たいてい次の定期テストで出題されるから。
Xの解答
ア→イ→エ→ウ
意外とteacherって出ていないのです。
リスニングでは出てきますが、今回はカウントしていません。