都立高等学校等合同説明会はオンラインで参加しよう

[2020年9月17日 更新]
昨日このようなツイートをした。

今回はこの合同説明会についてお話しする。
結論を言うと「参加すべき」だ。

昨年度の様子は過去記事を読まれたい。

<過去記事:令和元年度 都立高校等合同説明会に行ってきた

◆各学校の「短所」を比べられる

画像:都教育委員会HP

この合同説明会。
従来なら、各高校のブースに先生が3~5名いて、それぞれの先生と個別に話が聞ける。

入試のことよりも、学校生活や卒業後の進路など”入学後”の様子が聞けると考えるといい。

合格最低点などはどの高校も教えてくれない。そういう決まりなのだろう。

校則のことも聞ける。
入学後にバイトをしたいとか、自動二輪免許を取りたいとか髪を染めたいとか、ツーブロックにしたいとか。
聞いたからといって合否に影響が出るなんてことはない。堂々と聞くといい。
むしろ先生がどう答えるかでその高校を値踏みすればいい。
言いよどんだり、理由をぼやかしたりするようなら入学後もそんな対応をされるということだ。

オンラインの個別相談で聞くべきなのは、その高校の短所や弱点だ。
パンフレットやHPではいい所しか書かない。わざわざ悪い情報を見せるようなことはしないものだ。

それでも「自分の高校の短所を理解して、それを改善しようとしているかどうか」は聞いておきたい。

・一般入試でMARCHに進学する生徒は、毎年何人くらいいますか
・中退する生徒は昨年度、何人いましたか
・指定校推薦で進学した生徒は昨年度、何人いましたか

もちろん即答できないかもしれないし大まかな数字しか聞けないかもしれない。

それでも、こういった数字を公表しようとするか隠そうとするかという姿勢は確認できる。
それだけでも聞く価値はあるよ。

◆個別相談の最初と最後は笑顔で
当たり前のことだが、意識しないとなかなかできないものだ。

無意識のうちにできているのならそれは素晴らしいことなので続けて欲しい。

オンラインとはいえ、相手あってのこと。
最後は笑顔で「とてもよくわかりました。ありがとうございました」と笑顔で言うこと。
マナーというより、人として大切なことだと思うよ。