中学校で絶対覚えるべき英単語100

文部科学省は中学校学習指導要綱で必要となる英単語100語を指定している。
今回はその英単語すべてをお知らせする。

また、区立中学校で使われている教科書会社ごとに、何年生でどの英単語を習うか。も一覧にした。

◆表はこう見よう

左側の表から説明する。

「開」とか「三」とかは教科書会社だ。
「三」なら三省堂、NEW CROWNという教科書を差している
数字は”その英単語が始めて出てくる学年”のこと。

たとえば「across」は光村と教育出版は3年生、他は2年生の教科書に出てくるということ。
赤字の英単語が、中学校学習指導要綱で指定されている100語である。

右の表もほぼ同じ。

違いは「右の表は、6つの教科書のうち5つの教科書でしか扱っていない単語」という点。

文科省が指定した英単語を載せていない教科書もあるのだ。
学校図書 2つ(among,between)
開隆堂 1つ(either)
教育出版 1つ(shall)
光村図書 1つ(someone)

三省堂NEW CROWNと、東京書籍NEW HORIZONは1つも漏れがないのはさすが。

◆東京23区で採択されている教科書が多いのは

東京都は市区ごとに使っている教科書が違う。これは英語に限らない。

そのシェアを見てみよう。
1位 東京書籍NEW HORIZON 8区
2位 三省堂NEW CROWN 6区
3位 学校図書TOTAL ENGLISH 4区
4位 開隆堂Sunshine 3区
5位 光村図書COLUMBUS21 2区
6位 教育出版ONE WORLD 0区

なお教育出版ONE WORLDを採択している市は2つだけある。
八王子市と武蔵村山市だ。

http://www.chuoh-kyouiku.co.jp/pdf/corporation/support/h30/h30_13.pdf

◆全国のシェアは
気になったから、全国政令都市のシェアも調査した。

東京書籍が圧倒的1位。
2位が三省堂だが、全国では開隆堂がまずまず強く3位。

この状況で教育出版を選ぶ自治体は勇気があるね。
文科省が指定する英単語の全体のリストは以下pdfを見ていただきたい。

ダウンロードして印刷して使ってもかまわない。
6e都立に入る.pdf2019年4月17日版