[2026年9月15日 更新]
2026年現在、都立高校受験には学区というものはない。
2002年度入試を最後に廃止された。
すると多摩地域の受験生は都心に行くことが可能になる。逆もしかり。
これにより、受験生が集まる学校とそうでない学校ができてしまった。
◆数字で比べてみよう
今回は、2026年度の都立高校普通科の一般入試実倍率から、人気のある地域を考える。
旧学区という区分けを使用するので、詳しく知りたい人は過去記事を読まれたい。
<過去記事:東京の旧〇〇学区って何?>
第1学区(千代田区、港区、品川区、大田区)
第2学区(新宿区、渋谷区、目黒区、世田谷区)
第3学区(中野区、杉並区、練馬区)
第4学区(文京区、豊島区、板橋区、北区)
第5学区(中央区、台東区、荒川区、足立区)
第6学区(墨田区、江東区、葛飾区、江戸川区)
第7学区(日野市・八王子市・町田市)
第8学区(立川市・青梅市・昭島市・東大和市・武蔵村山市・福生市・あきる野市・羽村市・瑞穂町・日出町・奥多摩町・檜原村)
第9学区(武蔵野市・小金井市・西東京市・東久留米市・小平市・東村山市・国分寺市・清瀬市)
第10学区(国立市・三鷹市・調布市・狛江市・府中市・多摩市・稲城市)
| 旧学区 | 実倍率 平均値 | 実倍率 中央値 | 定員割れ の学校数 |
| 1 | 1.34 | 1.29 | 4 |
| 2 | 1.51 | 1.46 | 1 |
| 3 | 1.26 | 1.12 | 3 |
| 4 | 1.37 | 1.35 | 2 |
| 5 | 1.26 | 1.01 | 4 |
| 6 | 1.23 | 1.16 | 2 |
| 7 | 1.21 | 1.13 | 3 |
| 8 | 1.26 | 1.03 | 6 |
| 9 | 1.24 | 1.22 | 3 |
| 10 | 1.30 | 1.28 | 1 |
実倍率平均値は、その学区の 全受験者数÷全合格者数 で求めている。
平均値が高いのは
旧2学区、旧4学区、旧1学区。
多摩地域では旧10学区が1.3倍超え。
この平均値を下げているのは定員割れで全入となった学校だ。
これも地域に偏りがある。
旧1学区は美原、八潮、大森、蒲田が定員割れだが、八潮以外の3校は大田区。
旧3学区は大泉桜、光丘、田柄が定員割れ。すべて練馬区。
旧4学区は大山、板橋有徳が定員割れ。どちらも板橋区。
旧5学区は足立新田、淵江、青井、足立東が定員割れ。すべて足立区。
旧6学区は篠崎と葛西南が定員割れ。どちらも江戸川区。
東京の端に位置する学校は受験生が集まりにくく、定員割れになりやすい。
◆地元ならラッキーと思おう
中央から離れている学校は倍率が出にくい。
ということはライバルが少なく、志望校に受かりやすいということ。
例を挙げると
小松川(1.07倍)
墨田川(1.09倍)
八王子東(1.11倍)
町田(1.13倍)
などの上位校は、ご覧の通り倍率が低め。遠方から受験する者が少ないからだろう。
いい学校なのに入りやすい。
幸運だとは思えないかい?

