[2025年11月17日更新]
都立高校に出願できる条件を念のために確認します。
これを読んでいる、都内に住む中学3年生ならまず問題ないはずです。
特殊な例で出願が認められる場合もありますが、今回はごく標準的な出願資格を伝えます。
◆応募資格1 都立高校が第一志望であること
合格したら必ず入学することが前提です。
推薦入試で合格して入学手続きをしたら、一般入試で他の都立高校を受けることはできません。
推薦入試で合格したのに入学手続きをしない(=辞退)をすると、以下のように中学校長にとって非常に面倒なことになります。
第1-10 辞退防止への指導
推薦に基づく選抜の志願者については、出願後の辞退等が起こらないよう、中学校長が十分に指導する。
中学校長は、志願者が病気等のやむを得ない理由のため受検できなかった場合(受検を辞退した場合を含む。)及び合格発表後に辞退した場合は、その事情を明らかにした理由書(様式任意)を当該都立高校長に郵送等により速やかに提出する。
ただし、インフルエンザ等の感染症に罹り患したことにより受検できなかった場合については、罹患証明書等の写しにより理由書に代えることができる。参照:都教育委員会サイト
◆応募資格2 都内の中学校に在籍する中3
2025年12月31日時点で、都内の中学校に在籍していること。よって既卒生はダメです。現役の中3のみ。
区立中学校だけでなく、都内なら私立・国立の中学校でもOK。ただし都立中に在籍している者はダメ。
◆応募資格3 在学している中学校長の推薦を受けた者
校長の推薦が必要ですが、よほどのことでない限り推薦はもらえるはず。
ただし中学校での生活態度が悪い、通知表の評定が受験校のレベルとかけ離れているという場合は推薦がもらえないこともあります。
◆応募資格4 入学後も都内に住み続ける
都立高校なので都民のための学校。2025年12月31日時点に東京に住んでいることと、高校入学後も東京に住みつづけることが条件。
受験生本人だけでなく、保護者(原則として父母)と同居している必要があります。

