[2020年6月16日 更新]
2021年度の都立高校入試数学では「三平方の定理」が除外されることが発表済み。
では過去の入試問題で三平方の定理を使って答えを求める問題はどのくらいあったかを調べてみた。
使わなくても解けないことはない、という問題もある。
2020年度入試

出典:都教育委員会HP
この年は3問で三平方の定理を使う。
大問4の最終問題。
直角三角形の3辺の比と相似比を使えば解ける、比較的カンタンな問題だった。
相似と三平方の定理が理解できていれば教科書レベルの知識でも十分に解答できる良問だと思う。
大問5は2問とも三平方の定理が必要。でも1問目はそれだけでもほぼ答えが出せる易しい問題。それも出ないという事だね。
2019年度入試
この年は大問5の2問のみ。
大問4は相似と比で求められる。
2018年度入試
この年は三平方の定理がなくても解ける。
と言いたいが、大問4の3問目が三平方の定理使わないと無理。
正答率は19.2%。この年の問題では3番目に低かった。
大問5は相似まででOK。
◆結論。毎年出る
毎年出ている問題が来年度は出ない。
過去問を解くときに「三平方の定理を使わなくても解けるもの」を塾の生徒には指示しておく必要がある。
時間を取って6~7年分は一覧にまとめます。
おってブログでも公開します。

