都立高校 募集人数が減ると、厳しくなるのか

[2025年10月26日 更新]
2026年度の都立高校募集人員が発表された。

目を引くのは竹早と広尾は1クラス減。
過去からの推移で予想できました。

では1クラス減になると受験者数はどうなるのか。
過去10年間のデータから予想してみます。

竹早募集人員一般入試受験数一般入試実倍率
2026222
20252622991.42
20242222961.65
20232223191.77
20222623631.70
20212223221.77
20202223101.70
20192622731.27
20182223111.69
20172223541.95
20162623481.63

まずは竹早。
7クラスの年度の4年間、受験者数の平均は320.8人。それ以外の6年間の平均は318.7人
1クラス増のとしでも受験者数は約2名しか増えていません。
2026年度、倍率は上がるだろうし、ここ2年間は受験者が低迷しているので受験者数も増えるのではないでしょうか。

広尾募集人員一般入試受験数一般入試実倍率
2026197
20252372731.46
20241972841.79
20231972961.87
20222373822.00
20211972711.76
20201972851.82
20192372881.53
20181973182.03
20171973161.99
20162374312.27

続いて広尾。
7クラスの年度の4年間、受験者数の平均は343.5人。それ以外の6年間の平均は295.0人
1クラス増の年度は応募数・受験数がグンと増す。それが広尾高校です。
かつては高倍率の代名詞のようだった広尾。近年は受験者300名を超えないようになってきました。
募集人員が少ないので倍率は出るでしょうが、不合格数は他の都立並みになるのではないかな。

◆定員減の年は、他校に流れる
2026年度は竹早が1クラス減。ということは学力や場所が近い他校に流れると考えた方がいいでしょう。
竹早なら小山台・駒場
広尾なら豊島・石神井・雪谷あたりでしょう。

それにしても豊島の快進撃はいつまで続くのか。
かつてのように、文京を超える日が来るのだろうか。

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