都立高校入試国語の法則 漢字の読みは正答率高い

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[2025年10月16日 更新]
昨日のつづき。
過去13年間、都立高校入試国語の漢字読み問題の正答率を見ていきます。
これを読んで、対策を練っていきましょう。

◆書きよりも正答率は高
都立高校入試の1教科目は国語。
その国語の第一問は漢字の”読み”問題。
正答率の高いものが多いので、偏差値50以上の受験生なら「5問全問正解」が基本。
とは言えたまに難しい問題も出ます。

問1問2問3問4問5全体
202597.971.694.297.984.489.2
202488.098.040.277.694.879.7
202399.748.799.477.750.875.3
202294.297.698.980.897.493.8
202193.280.590.799.098.492.4
202098.498.382.297.788.493.0
201979.867.965.692.357.372.6
201870.162.991.233.493.970.3
201777.889.268.789.494.183.9
201684.294.578.497.699.890.9
201596.894.374.961.329.871.5
201499.647.575.697.382.180.4
201372.293.769.696.580.482.5

正答率90%以上の易しい問題は
 問1…7回
 問2…6回
 問3…5回
 問4…7回
 問5…6回

問1と問4で易しい問題が多め。

問1はすべて正答率70%以上。よって絶対に落とせない問題ともいえます。

逆に正答率50%未満の難しい問題は
 問1…0回
 問2…2回
 問3…1回
 問4…1回

 問5…1回
ほとんど出ていないのが分かるでしょう。
2021年度と2022年度と2025年度は1つも出ていません。

正答率50%未満だった問は、翌年の正答率が90%を超えているのも興味深い。データの数が少ないので”たまたま”とも言える。

◆難しい問題も過去に出ている!?
2024年度の問4は正答率40.2%と低い。
「カメラを三脚に据えて」の読み。

実は同じ漢字が2012年度にも出ています。
「腰を据えて取り組む」
この時の正答率は57.2%と低いが、2024年度ほどではありません。

同じように2018年度の問4(正答率33.4%)
「善戦するも一点差で惜敗し」
も2004年度に同じ漢字が出ています。

都立入試の漢字対策は、過去問題をやることが手っ取り早く成果につながります。

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