都立入試理科 滑車の正答率、47.3%。なめてると落とすよ

[2025年5月13日 更新]
定期テストでは定番。中学受験ではド定番の「滑車」
都立高校入試の理科でも出題される。

◆あまり出ない 
2005~2025年度の過去21年、出たのは4度。
 2024年度 大問6
 2015年度 大問6
 2012年度 大問6
 2006年度 大問6

2012、2006年度は定滑車が1つだけ設置された装置。

2015年度は「動滑車にはたらく力を矢印で正しく表したもの」を4択で選ぶ問題。正答率78.8%と難しい問題ではない。

参照:東京新聞サイト

今までは大問6でしか出ていないが、大問1~2で出題することも可能だろう。

「動滑車に重さがある」と難度はハネ上がる。
2015年度は、実験に使用する滑車と糸の質量や摩擦は考えないものとするという但し書きがあった。まぁ定番の条件だ。

しかし2024年度、動滑車と物体を合わせた質量が分かっている問題が出た。
四択問題なのに正答率47.3%と低め。

◆覚えること
動滑車の役割は、直接ひもを引っ張る時よりも力は1/2、ひもを引く距離は2倍になること。弱い力でも物体を動かせるわけだ。

動滑車 チカラ半分 キョリ2倍

と覚えたらいい。五七五だ。

とは言え2025年度の大問6は、順番で「電流と磁界」が出た。
2026年度、滑車の問題が出る可能性はある

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