都立入試社会 よく出る農作物、△△がダントツ

[2025年3月18日更新]
都立高校入試の社会では、大問3で日本地理が必ず出る。

そこでよく問われる農作物は何なのだろうか。
2006~2025年度の過去問20年分をさらった。ぜひトップ3を予想してから続きを読まれたい。
なお、野菜類、果樹、柑橘類などの表記は対象外とした。

◆1位はやはり
解答の選択肢の中に含まれているもののみ集計。

6位 1回…ピーマン、ゴボウ、さとうきび、ばれいしょ、キャベツ、らっきょう、ぶどう、うめ、もも、かき、チューリップ
4位 2回…茶、りんご
2位 3回…きゅうり、レタス
1位 8回…コメ(入試では漢字表記)

まぁ納得だろう。
圧倒的1位はコメだった。

都道府県別の生産量は以下の通り。
トップ5は新潟と東北・北海道地方の寒い地域が占めている。

 順位  都道府県   生産量  
1位新潟県591,700t
2位北海道540,200t
3位秋田県458,200t
4位山形県359,300t
5位宮城県344,700t

参照:農林水産省「作物統計調査(確定値)2024年2月29日」

注意したいのが、本来コメは熱帯地方の作物。暖かい地方の方が育てやすいのだ。

外国たとえば中国では今も、北部は小麦・南部はコメの生産がさかんである。
だが日本はそうではない。
日本では寒い地域でも作れるようにコメの品種改良が進んだことが原因だ。

東北・北海道地方は
・水が豊富(冬の雪解け水がある)
・平野が多い

といったコメづくりに向いている環境がある。

寒い地域でも米が作れるよう品種改良が進み、生産量の上位を占めている。

コメは都立入試地理の問題で問われることが多いのが分かったろう。

1位新潟、2位北海道、3位以下は東北が多いことは、絶対に知っておこう。

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