[2022年5月20日 更新]
「令和4年度東京都立高等学校入学者選抜(第一次募集)における追加合格について」というお知らせが、都教育委員会のサイトに載った。
合格者の決定方法を、高校がミスしたために本来は合格者だった子を不合格にしていた。
当該校の入学者選抜では、学力検査の得点と調査書点の合計を総合成績とし、総合成績の数値の大きい者から順に合格者としている。
総合成績が同点である場合には、学力検査の得点の高い者を上位とすることとなっているが、調査書点の高い者を合格者として決定したことから、本来合格である1名の受検者を不合格として発表した。
参照:都教育委員会HP
合格人員が1名増えている。

参照:都教育委員会HP
◆高校名は公表していないが…
都教委のサイトでは「A高等学校」と表記し、高校名は明らかにしていない。
しかし上記画像の通り、男子と女子の合格数は公表している。
2022年度一般入試で男子合格94名、女子合格98名だったのは練馬高校のみ。
公になっている情報だけで特定できてしまう。
◆なにげに大事なこと
この発表で最も目を引いたのは、
総合成績が同点である場合には、学力検査の得点の高い者を上位とすることとなっている
という表記。
これ、今まで公表されている情報ではなかったはず。それをここで明言したのである。
通知表の点数も大事だが、入試当日のテスト(学力検査という)の点がより重要なのが分かるだろう。
ギリギリで受かるのは喜ばしくはない。こうならぬよう、余裕を持って合格できる得点力を付けることこそ、今のキミには必要である。
◆もう一件は武蔵丘高校
残念ながらもう一つ、ミスにより合格者数を減らしていた高校がある。
こちらについては、次回のBlog記事で詳しく説明する。
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