2023年度 分割後期募集をする都立高校

[2023年1月16日 更新]
都立高校一般入試において「分割前期・後期募集」を行う高校がある。

どんな仕組みなのかは過去記事に書いてある。

カンタンに言えば「一般入試で合格者を全員確保せず、さらに分割後期募集を行って定員に達する」受験方式だ。

普通の一般入試と分割前期募集は同時に行うので、どちらかしか受けることはできない。
一般入試・分割前期募集で合格していなければ、分割後期募集または2次募集を受けることができる。この2つも同日実施だ。

<過去記事:2021年度 分割募集を行う14校

◆2023年度の分割後期募集実施校は

今春の受験で、分割後期募集を行う全日制普通科は以下の通り18校。

<旧1学区>
田園調布
八潮
蒲田

<旧2学区>
深沢

<旧3学区>
田柄

<旧4学区>
大山

<旧5学区>
足立新田
竹台
淵江
青井
足立東

<旧6学区>
日本橋
南葛飾

<旧7学区>
山崎

<旧8学区>
羽村
秋留台

<旧9学区>
東村山

<旧10学区>
府中東

2019~2022年度入試と変わっていない。
2018年度までは篠崎高校が入っていたが2019年度から除かれている。

14年前、保谷高校や多摩高校は分割後期募集をしていたのが懐かしい。

◆全入は15校
2022年度後期募集では18校のうち3校は倍率が出た。

他15校は全入である。

倍率が出たのは下の3校。
数字は募集数→受験数→合格数 を表している
田園調布 20→44→24(1.83倍)
南葛飾  10→14→12(1.17倍
府中東  14→20→16(1.25倍)

田園調布は例年、分割後期募集で高倍率が出る。
分割後期募集校の中でもっともレベルの高い学校だからだ。

2021年度は1.61倍、2020年度は2.08倍、2019年度(日比谷高校が2次募集を行た年)は1.39倍、2018年度は1.76倍。

定員割れはまず起こらないと考えよ。

日本橋、竹台、東村山は2022年度分割後期募集ではギリギリ全入だった。
募集数と受験者数がぴたり一致したため全員合格となっている。

2021年度は日本橋が4名、竹台と東村山は3名ずつの不合格が出ている。この3校も競争になると考えた方がよかろう。

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