2022年度入試  男子にとって厳しくなる

[2022年2月18日 更新]
先日こんなツイートをした。

toritsukoko / 都立に入る! おりぐち
2021年度の都立高校一般入試、男女別定員の緩和。 区部の普通科(単位制を除く)で合格数が、 男は定員より減り,女は増えた →20校 女は定員より減り,男は増えた →2校 後者は江北と大崎だけ。 今年度も、進学指導重点校を除き男… https://t.co/xnUrYY6KcX at 02/14 22:05

今年から全普通科高校で「男女別定員制の緩和」が10%実施される。
<過去記事:男女別定員制の緩和」とは

定員の最後の10%は、男女区別なく総合得点の高い者を合格とする制度。

一般的に男子より女子の方が調査書点(=通知表の点)が高いので、女子にとって有利な制度である。

◆2021年度入試の数字を見る
この制度によって定員より合格者がどれだけ増減したか。
定員割れしていない区部の都立高校の状況を見てみる。

20校は女子合格が増、男子が減。2校は男子合格が増、女子が減。
となっている。

江戸川は男子人気の高い高校のため、男子はレベルの高い受験生が集まる。
2021年度の最終応募倍率は男子1.76倍、女子1.39倍。
2022年度も男子1.93倍、女子1.39倍と男子の方が人気がある。今年も同じ傾向がみられるだろうね。

江北も同様。
2021年度の最終応募倍率は男子1.35倍、女子1.18倍。
2022年度も男子1.68倍、女子1.37倍。やはり男子に人気だ。

数字は出さないが大崎も同じ様子。

◆2022年度入試 男子人気が高いのは
では今年の入試でこのような傾向が出そうな高校はどこか。

男子の最終応募数が女子より50名以上多い高校を並べてみる。
日比谷 +114
江戸川 +84
大崎 +57
江北 +55

日比谷は男子が25%、女子が15%くらい欠席するので実際はもう少し差が縮まる。それでも男子の方が合格者数を多く出すだろう。

江戸川、大崎、江北も昨年同様、女子有利にならなそうだ。

女子の方が多いのが向丘(+60)
間違いなく女子の合格者が昨年同様で圧倒するだろうね。

都立に入る! ツイッター 役立つ情報。ミンナニナイショダヨ
@toritsukoko

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