「聞き上手」のメリット

[2021年4月12日 更新]
先日、こんなツイートをした。

toritsukoko / 都立に入る! おりぐち
中学生で成績がいい子は、えてして「聞き上手」である。 話を正しく聞けるというメリットもあるが、話し手を気分良くさせるという方が重要。 逆に反応がまったくない子は、話し手が不安または不快になる。うなずくくらいはしなきゃダメだよ😌 at 04/10 20:55

今回はこの内容を深掘りしていこう。

◆「先生の評価」と「正しい理解」
聞き上手、中学生にとってのメリットは2つ。

1つめが「先生の評価が上がる」ということ。

くり返しこのブログで述べているが、中学校の先生はキミたち中学生の成績を上げる人ではない。授業とテストを行い、通知表で1~5の採点をする人である。

どんなクソみたいな授業をやっても、生徒が全く理解できていなくても先生は責められない。テストの点が取れないキミが「コイツは理解できていない。よって2。」と先生に評価されるだけだ。

では先生はどうやって1~5の評定を決めているのか。

詳しくは過去記事を読んでもらえばわかるが、シンプルに言えば
・授業態度
・提出物
・テストの点

で決まる。

<過去記事:世界一わかりやすい中学校通知表の仕組み

テストの点は数字なので判断基準が明確。

提出物も正しく出したか・そうでないかで区別できるのでまぁ明確と言える。

しかし授業態度はあくまで教師の主観。分かりやすく言えば、先生が好き嫌いで採点をすることもできる。

全授業の様子を録画して判断しているわけではない。たった1回、先生に盾ついただけで「コイツは授業態度が悪い」と採点されることもあるわけだ。

逆に、授業中はずっと先生の方を見ており、先生の話を熱心にうなずいていたらどうだろう。
話している先生は悪い気はしない。「こいつは話を熱心に聞いているな~」と思うはずだ。悪い評価になるはずがない。

同じ時間を過ごすなら、先生によく見てもらえる方がいいに決まっている。

◆正しいうなずきは武器
もう一つ。

うなずくのはただ首をぶんぶん振っていればいいわけではない。
正しく話を聞いていないと、いいタイミングでうなずくことができない。

ちゃんとうなずこうと意識すれば、自然と話を正しく理解しようとする。この効果が思いのほか大きいのだ。

中学生諸君。
まずは今週の授業から、先生の話を聞いてうなずく。
試しにやってみてはどうかな。やることによるデメリットは一切ない。

都立に入る! Twitter (X) そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ
@toritsukoko

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