新中学3年生 続・春休みにすべき2つのこと

[2023年3月20日 更新]
良い習慣を春休み中に身につけること。

長い人生において、これほど時間を効果的に使える方法はない。

中学生の皆にはもちろん、保護者にも身につけて欲しい習慣をお伝えする。
誰でも、すぐにできること。もちろんタダ。

ただし習慣化するのはなかなか大変だ。
まず春休みの2週間続けてみる。そうすれば習慣になる。
だまされたと思ってやって欲しい。

私は大人になってから身につけた。「もっと早くやっておけばよかった」と思っている。

◆起きてすぐベッドメイキング
起きたら掛け布団をきれいに畳む。枕を整える。シーツが乱れてたら直す。これだけでいい。15秒で終わる。

ベッドでなく布団で寝ているなら、自分で畳んで押し入れにしまえばいい。

起きてすぐベッドメイキングをすれば、1日の最初の仕事を遂行したことになる。小さな達成感が得られるのだ。
それによって、次にやるべきこともやろうと思うきっかけになる。

勉強でも最初に机に向かってペンを取るまでが大変なのは十分に体験してきたことだろう。
1日最初の達成感を得ることで、他の行動もできるようになる。

私も最初に聞いたときは「そんなアホな」と思っていたが、別にリスクもコストもかからないのでやってみた。

最初は気づかなかったが、続けることで「これはいい」と思えるようになった。大げさでなく人生が変わった

米国のウィリアム・マクレーヴン海軍大将(めっちゃ偉い階級)は、大学の卒業スピーチで次のように言っている。

「世界を変えたければベッドメイキングから始めよう」と。「小さな事を正しく行えないのなら、大きな事を正しく行うことなど決してできない」と。 

親子で互いにチェックするのもいい。
繰り返すが、人生が変わるぞ。

◆歯磨き時、つま先で立つ
歯磨きしているとき、下半身はヒマしている。

だったら鍛えてしまおう。お薦めは「つま先立ち」

やり方は簡単。

親指に体重をかけ、つま先立ちするだけ。不安定なら空いてる手を壁に付けてもいい。

30~60秒の間隔で歯磨きしている間ずっと続ける。これだけ。
特に寝る前にやると下半身の血流が良くなる。
加えて心地よい疲れが残り、良質な睡眠につながる。

わざわざ筋トレの時間を取ろうとすると、おっくうだし続きにくい。

だが歯磨きなら毎晩するだろう。そのついでだ。やり忘れないし準備もいらない。

スクワットでもいいが、鏡が見づらくなるので歯磨きと同時にするのはお薦めでない。スクワットは風呂上りに髪を乾かしている時にやろう。

今日からできる。ぜひやってみるといい。

なお私は、塾での授業中でもヒマがあればつま先立ちしている。

すぐに実感はしづらいが、これも人生が好転する。

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皆に広げたい。