都立高校 外国語コースは不人気なのか

[2023年1月30日 更新]
都立高校で「普通科・外国語コース」があるのは以下の3校。
 ・深川高校
 ・松が谷高校
 ・小平高校

いずれも普通科を併設している。

かつては田柄高校に「外国文化コース」があったが、2022年度から募集を停止した。生徒が集まらなかったからだろう。

◆一般入試倍率の変遷
過去14年、一般入試の実倍率は以下の通り。

田柄は4年連続で定員割れの挙句、募集停止とあいなった。
他の都立同様、年によって倍率に差がある。

もともと募集定員が少ない(深川、松が谷、小平は2クラス)ため、数名の増減で倍率は大きく変動する。
4校とも普通科と学力レベルは大差ない。

松が谷はやや外国語コースの方が入りやすいくらいだ。

いずれの高校も「外国語コースに入ったら、こんな成果が出ていますよ」というアピールがない。

大学進学実績も、(外国語コースでない)普通科との合算で発表している。どういう成果が出て、どうなって高校卒業できるのかが伝わらない。普通科と比べて、英検取得率がこのくらい高いなど数字で強調して欲しいね。

さすれば、もう少し生徒が集まりそうなものだけどね。
(外国語コースではないが)国際高校は集まっているわけだから。

都立に入る! Twitter そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ
@toritsukoko

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